<2012.09.24 K.Kotani>第8回韓国インディーアニフェスト


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2012年9月3日

第8回韓国インディーアニフェスト





 2012年9月20日から25日まで、韓国・ソウルのソウルアニメーションセンターで、第8回韓国インディーアニフェストが開催されています。


 会場のソウルアニメーションセンターは南山公園の入り口にあり、正面にテックォンVの立像がお出迎え。中に入ると、アニメフィギュアの展示・アニメの製作体験コーナーなどもあり、子供向けのアニメ博物館の役割も果たしているようです。会期中も幼稚園児くらいの子供たちが保育士さんにつれられて訪れたり、集まって食事をとっていたりしました。


 20日は平日でもあり、昼間のプログラムはお客も少なかったのですが、夕方からのオープニングセレモニーはほぼ満席になり、音楽の生演奏もあって多いに盛り上がりました。(来賓などのあいさつが簡潔なのもよかった)


 セレモニー後は駐車場でパーティがあり、マッコリやチヂミ、名前の分からないスタッフ手作り料理などが振る舞われ、多いに盛り上がりました。
 プログラム内容は、広島のフェスと同じように、各種の特集と、新作のコンペ、監督を招いての解説と作品・参考上映などです。会場が一つだけで、ゆったりと見れる点、初めの頃の広島フェスのような感じがあり、スタッフの手作り感のあるイベントです。
 20-21日の2日しか参加できませんでしたが、21日の最終プログラム・長編「PADAK(パタパタ)」は、活魚料理店の極限状態の魚たちを描いたリアル3DCGの力作で、上映後も監督への質問が相次いでいました。韓国での上映ではもひとつ客が入らず、海外でもあまり期待していない、との事でしたが、大人向けのCGアニメとして、広く見られるべき作品と感じました。


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