<2013.12.01 K.Kotani>京都メディアアート週間・ドイツ上映


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2013年12月1日

京都メディアアート週間・ドイツ上映





 11月29日と12月1日の2日間、京都市の立誠小学校跡・特設シアターにおいて、現代ドイツのアニメーション作品集・ドイツ短編作品集の上映が行われました。
 11月29日の現代ドイツのアニメーション作品集は「バランス」「十字路」など、広島フェスでも上映された作品から、最近の作品まで、ドイツを代表する短編アニメーションを集めたものです。向こうではDVDで発売されているとの事ですが、大スクリーンで観るとまたひと味違います。
 12月1日のドイツ短編集は、最新の短編映像集で、実写3本も含まれていましたが、どの作品も密度が高く、きちんと作り込まれていました。学生作品と単純に比較するのもどうかとは思いますが、映像作りに関する基礎技術の学び方が何か違うのか、と思われるほどでした。同じ日の日本の学生作品で、スキャナーのコンタクトガラスのゴミがずっと写り続けていたものがありました。本人も、指導している教員の方も、気がつかないのか、気がついていても何百枚も再スキャンしたり、スキャンデータを1枚ずつ修正するのが面倒くさいのかな。けっこう観ていて気になりました。ドイツ風の厳密さというか、そういうものも表現をきちんとしていく上では大きな要素のようです。
     

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