<2014.5.25 K.Kotani>イメージフォーラムフェスティバル2014


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2014年5月25日

イメージフォーラムフェスティバル2014





 5月17日から23日まで、京都市の京都シネマにおいて、毎年恒例のイメージフォーラムフェスティバル2014が行われました。
 20日には日本、22日には海外のアニメ作品特集が行われ、各回とも立ち見が出る程の入場者がありました。なお、この他のプログラムでもアニメーション作品の上映がありました。
 さて、この2つのプログラムを比較して、平たく言うと「負けている」。全世界選抜と日本選抜だから、負けていて普通だとは思うのだが、技術的な差うんぬんは別にして、今回の日本作品に共通して感じたのは「皮膚感覚のなさ」である。
 作家が生活の中で感じたもの、思う事、願う事等いろいろあるはずだが、そういうものをすっぽりと隠して、「私は私、作品は作品」とばかり、技術の限りをつくしてのこぎれいな映像が並んでいたように思える。
 まあ、そういう作品だと、自分が傷つく事はないし、商売に向けてのプレゼンテーションならばそっちの方が良いのかもしれない。
 なお、主催の方の説明によると、今回の海外アニメは、既存のアートアニメと異なるけったいなアニメを集めたものだそうだ。まことにけったいで、素晴らしかった。

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