<2014.6.23 K.Kotani>日本アニメ学会第16回大会
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2014年6月23日
日本アニメ学会第16回大会
6月21日-22日、東京の東京工芸大学において、日本アニメーション学会の第16回大会が行われました。今年のテーマは、「技術の進歩と作品製作の現在」。
初日は基調シンポジウム「デジタル環境における作品制作のワークフロー」、2日目はシンポジウム「配給および上映環境」という形でデジタル技術の導入と、それによる製作環境・上映環境の変化についての紹介と議論が行われました。
とはいえ、一般の研究発表は、テーマと関係のないものがほとんどで、というのも、「テーマ」が発表される頃にはほとんどの研究発表がまとめられた後というのが実情。いっそ、今のうちから「来年はこのテーマでやりますので、それに沿っての研究発表歓迎!」というものを打ち出しておけば、何本かはテーマに沿った発表が集まるのではないでしょうか。
なお、今回の学会総会では、今年から創設された「日本アニメーション学会賞2014」が須川亜紀子氏に授与された他、渡辺泰氏に永年の功労にたいして特別賞が贈られました。
