<2014.12.07 K.Kotani>NEW BOOKS 高畑勳の世界


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2014年12月14日

NEW BOOKS ユリイカ2013年12月号 高畑勳 かぐや姫の世界





 「ユリイカ2013年12月号」青土社 定価1300円(税別) 
 全然「NEW BOOKS」ではないが、「高畑勳の世界」を書いた小谷野敦さんの「かぐや姫」評が面白いと聞いたのでアマゾンで購入。
 監督ご本人も含めて、日本中の評論家が集まって「かぐや姫の物語」についてあーだこーだと言っていて、それぞれは大変面白いのだが、各文章の密度がそれぞれに大変濃くて読むのが大変である。({アオイホノオ}を10話連続で観るくらいか?)さらに、これを読んでから「かぐや姫」を観ると、素直に作品を鑑賞できないと思われるので、「かぐや姫」を最低二回は観てから拝読する事をおすすめしたい。
 しかし、最近の長編アニメはどれもこれも公開のずいぶん前から事前情報・予告編の嵐がおしかけ、公開後は特集本・資料本がバンバン出る。肝心の本編の印象が希薄になってしまうような気がするので、あまり事前情報は観ないようにしているのだが皆さんいかがですか。

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