2015.2.08 K.Kotani>
シネマ秘宝館WEST2 はちゃめちゃまつり
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月刊近メ像インターネット
2015年2月8日
シネマ秘宝館WEST2 はちゃめちゃまつり
2月7日、午後7時から、大阪宗右衛門町のトークライブハウス「LOFT PLUSONE WEST」において、「シネマ秘宝館WEST2 はちゃめちゃまつり」が開催されました。
「シネマ秘宝館」は、19年前から新宿で開催されている濃厚な映像の上映・トークイベントで、斉藤館長・林広報部長のの濃厚な解説と共に、本邦屈指の濃厚なカルト映像の上映を飲みながら楽しもう、というもので、今回で関西は二回目、通算で関東・関西では61回になろうという歴史あるカルト上映会です。
今回は本プログラム14作品と、おまけ作品一本が上映されました。いずれも、普段の「真面目な」上映会で見る事はできないような貴重な作品群で、類は類を呼ぶ、というか、いったい何が面白いのか、解説不能な怪作から、高度なテクニックを駆使した快作まで、ずらり並んだ素晴らしい上映会でした。
昔、8mmの自主映画が盛んな頃、真面目な映画上映に混ざって、「バカ映画」がしばしば上映されたものでしたが、自主上映がアート系・学生の卒制上映がメインになってきてからは、とんと見られなくなったこういう「濃厚」な映像群が健在である、という事はとても楽しい事です。(昔、「東京国際最低映画祭」や「バカ映画祭」というのもあったような)
テクニックについて、も作家によって、レベルの大きな差はありますが、要は、技術等はどうでもよく、「言いたい事をはっきりと言う」事が「表現」にとって最も重要である、という事を再確認させられた一夜でもありました。
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