<2015.10.31 K.Kotani>伊藤高志 映像個展


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2015年10月31日

伊藤高志 映像個展





 10月29日日から11月1日まで、京都市五条ののルーメンギャラリーにおいて、伊藤高志 実験映像個展が開催されています。(パンフ、チケットには「映像個展」ポスターには「実験映像個展」とある)
 8mm作品を含む伊藤高志さんの「ほぽ」全作品、4時間をA・B2プロに分けて上映、会場では伊藤さんのトークと、観客との質疑応答もありました。また、毎日、会場一階のカフェ「すずなり」では、上映終了後、懇親会が行われています。
 平行して、会場横のGalleryMainでは、伊藤高志さんの映像が作られる過程が分かる撮影素材と機材が展示されており、「SPACY」等の素材や、作品の絵コンテ、伊藤さんの中学校時代の「マンガ」の原稿等を展示しています。
 「SPACY」を初めて観たのは、アニメ塾のみんなと一緒だった記憶があり、とすると80年代の始め頃、「SPACY」がまだ「新作」として各地で上映されていた頃だと思う。「こんなのもアニメーションなのか。ふーん」と観ていると、当時アニメ塾顧問格だった今泉さんから、「いやこの作品は映像の構造がどうで、ああで」と解説していただき、どうも、こっちが分かっていなかっただけだったようでした。
 しかしやはり、8mmフィルムの作品はテレシネでなく、8mmフィルムで観るのがよろしいなぁ。(ゼータクを言えば、「映写機の音」も欲しい。ルーメンギャラリーは映写室の防音がしっかりしているので、まったく聞こえないのである。(何とゼータクな!))

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