2017.04.23 K.Kotani>
相原信洋七回忌追悼映像展プレイベント『いい仮現な時間』
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月刊近メ像インターネット
2017年04月23日
相原信洋七回忌追悼映像展プレイベント『いい仮現な時間』
4月20日から23日にかけて、京都五条のルーメン・ギャラリーにおいて、相原信洋七回忌追悼映像展プレイベント『いい仮現な時間』が開催されています。
最近は製作のデジタル化が進み、「フィルム」という媒体に触れる事もない若い制作者の方が増えています。今回は故・相原信洋氏が京都造形芸術大学で行っていた授業の内、フィルムに直接絵を書き込んだり、幕面を針等で引っ掻いたり削ったりして作るシネカリ・ダイレクトアニメーションの授業の成果として残された、16mmフィルムの作品群を、エンドレスフィルムに仕立てて、16mm映写機で観る、という展示です。会場ではオーディオテープのオープンリールを素材にして作ったエンドレスフィルムを16mm映写機の取っ手にマウントしたものを上映。映写機はフロントカバーが外されて、内部の動作が見えるようになっています。また、リールの残り1面を使って作ったもう一つのエンドレス装置も展示されていました。
「相原信洋七回忌追悼映像展」は、同会場で、 4月28日(金)〜30日(日)に予定されています。