<2017.8.27 K.Kotani> 東海アニメーションサークル(TAC)50周年記念上映会


毎月読める日本で唯一の自主アニメ情報誌

月刊近メ像インターネット


2017年08月27日

東海アニメーションサークル(TAC)50周年記念上映会





 8月26-27日の両日、名古屋市大須のシアターカフェにおいて、「東海アニメーションサークル(TAC)50周年記念上映会」が開催されました。
 会場入り口には、TACの活動を紹介する年譜、自主制作作品リスト、過去の上映会や全国総会の資料、自主作品「怪人二十面相」の原画などを展示。26日はTAC身内向けの開催という事で、まだ皆さん展示作業の真っ最中でした。総会資料のコーナーで「第五回全国総会」のパンフをめくるといきなり参加者名簿の筆頭に「杉本五郎」というお名前を発見。以下大物が続々ご登場でした。



 上映会場は満席。新作のタイトルアニメは「怪人二十面相」の新作。これはデジタル。以後、ほぼ、ずーっと8mmフィルムによるTAC自主制作作品のオンパレード。カチカチと8mm映写機が回り出し、観客席の後ろの映写機が「最後まで持つのか?」という心配を振りまきつつ、上映が続きました。「怪人二十面相」「太陽と小さな親切」「グロテスク」などのドローイング作品、みな動きが素晴らしい。
 「新バビル二世」「COKEMAN」などの実写シネカリ合成作品、スクリーンの中の皆さんは皆若い。観客席からご本人の「あの時はああで、こうで」とか、「あそこはこうなっていて・・・」という解説というか、言い訳というか、質疑応答しながら上映は続きました。「あの作品はレコードをかけながら上映していたんだが、音源が行方不明で・・・」というあたり、ライブ感満載。
 おまけ上映の後、全員で集合写真撮影がありました。また、26日は、イベント終了後に食事会もあったそうです。
 関西では阪神アニメーショングループも50周年を迎える予定で、老舗のアニメサークル健在は喜ばしい事です。  

近メ協のページに
もどる
近メ像のページ
もどる
アニメのページにもどる
ホームページにもどる