<2017.10.16 K.Kotani>第1回国際アニメーション フェスティバル広島大会に集まったレジェンドたちの『驚き盤』展


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2017年10月16日

第1回国際アニメーション フェスティバル広島大会に集まったレジェンドたちの『驚き盤』展





 京都 おもちゃ映画ミュージアムにおいて、10月11日頃から、「第1回国際アニメーション フェスティバル広島大会に集まったレジェンドたちの『驚き盤』展」が開催されています。(終了時期未詳)
 この驚き盤は、1985年の第一回フェス時に、ワークショップの講師をしていた秋山好正氏が、ワークショップ会場を訪れた作家の方に描いていただいたり、会場内などで描いてもらったもので、当時秋山氏の手元に集められ、関係者の間で「あれは凄いコレクションだなぁ」と話題になっていたものです。(なお、秋山氏はワークショップ講師を離れた後も、毎回広島大会会場のロビーなどで個人的に驚き盤の製作を進めておられ、直近ではこのミュージアムの古川タク氏の上映会の後の懇親会でも「驚き盤」の「布教」が行われていました。)
 今回、京都市内で偶然このコレクションが「発見」され、ミョージアムに持ち込まれたものです。ミュージアムの太田さんによると、「大変貴重なものらしい事は分かったが、アニメーションは門外漢なので、作家名などが見当がつかず」先に上映会をしていただいた古川タクさんに相談されたそうです。古川タクさんは「それは凄いものが見つかった」と、発見された77枚のうち31枚の著名作家・関係者の作者30人について、経歴などをまとめた解説文を書いていただく事になりました。この解説文は、「驚き盤」と共に今回の展示で見る事ができます。
 「謎」なのは、85年の大会に参加されていないポール・ドレッセン氏の86年の年号が入った驚き盤が混ざっていた事で、古川タクさんも「85年は来ていないのにおかしいなぁ」と不思議がっておられました。おそらくですが、当時(今もですが)秋山氏はしょっちゅう日本と欧州を行ったり来たりしておられ、勢いに乗ってドレッセンのスタジオを訪れた際に「本人」に描いてもらったのではないかという事ではないかと思われますが・・・
 昔の近メ像を調べると秋山氏は86年のザグレブのフェスに参加されておられるので、その途中にドレッセンのスタジオに寄ったか、会場で出会って描いてもらった可能性大ですな。
 14日には「G9+1」のメンバーがミュージアムを訪問。驚き盤に「おおっ」と声が上がる中、驚き盤をデジカメで撮影して映像化したアニメの上映が始まりました。古川タクさんの「この人は・・・」という解説が一々入るという、豪華絢爛上映で、たまたま現場に居た人ラッキー! という状況でした。



 また、関連展示として、近メ協事務局提供の85年大会のポスター・パンフや、関連資料なども展示。うちの本棚に「ぶすっ」と無造作に差してあったものが大層に「ガラスケース」に展示されているので、感慨無量。もともといたのは下の本棚のパンフの一番左。



 ちなみに、並んだパンフを見ると、第7回までは「国際アニメーションフェスティバル広島大会」で、第8回からは「広島国際アニメーションフェスティバル」になってます。一方、英語表記では、第四回までは「INTERNATIONAL ANIMATION FESTINVAL IN JAPAN」 で、第5回からは「INTERNATIONAL ANIMATION FESTINVAL HIROSHIMA」になってます。第2回だけ公式パンフのサイズが小さいのもご愛嬌。 
 この関連展示を見て「おー、こんなものが残っていたのか。学生たちにも見るように言おう」と写真を撮っておられたG9のメンバーも。「断捨離」せんでよかったなぁ、と思いました。
 さて、この「騒ぎ」を起こした「張本人」にして「最大の貢献者」ご本人、「アニメの寅さん」こと、秋山好正氏ですが、ミュージアムの太田さんが「本来の持ち主らしい」と連絡を懸命に取ろうとしておられるのですが、電話に出ない。私がかけても出ない。「寅さん」なので、「ちょっと、行ってくらぁ」と、どこかに行っておられるのではないかと思われます。発見された方、よろしく! (何を?)

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