<2017.11.23 K.Kotani>持永只仁展〜人形アニメを通した日中友好の足跡を追う


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2017年11月23日

持永只仁展〜人形アニメを通した日中友好の足跡を追う





 11月22日から26日まで、京都市 おもちゃ映画ミュージアムにおいて、「持永只仁展〜人形アニメを通した日中友好の足跡を追う」が開催されています。
 会場には、持永只仁氏の「少年と子だぬき」、川本喜八郎氏の「死者の書」、岡本忠成氏の「おこんじょうるり」の三作品の人形と三氏の経歴をたどる写真、関連のパンフレットなどが展示されています。
 また、23日には、旧満州国の満映から、新中国の東北電影公司にいたる日中両国の映画人の交流と映画への情熱を描いた「大地のキネマ」の特別上映と同作品監督の向陽氏、指導・監修の中島貞夫氏、映画に登場の持永只仁氏の息女の持永伯子氏ご本人(!)によるトークがありました。持永伯子氏持ち込みの当時の現地の記録映像上映もあり、「映画のあのシーンはこれか」という嘆息が上がりました。この「大地のキネマ」、「映画は技術やない、伝えたいものを伝えたいという心や!」といわんばかりの力作で、会場の映画観巧者からも「あの映画は良かった」との感想が上がっていました。
 上映後には恒例の交流会もあり、新旧の映画・アニメ関係者が大いに盛り上がっていました。



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