<2018.01.22 K.Kotani>14回 さがの映像祭


毎月読める日本で唯一の自主アニメ情報誌

月刊近メ像インターネット


2018年1月22日

第14回 さがの映像祭





 1月20日・21日の両日、同志社大学 室町キャンパス 寒梅館ハーディーホールにおいて、第14回 さがの映像祭が開催されました。
 このさがの映像祭はろうあの方が製作された映像作品のコンペを中心に、関連の展示や関連の映像作品を上映するイベントです。
 animation soupが製作をサポートした作品が上映される、と聞き、調べると短編アニメも数本コンペに出品されている、との事で、急遽でかける事にしました。
 会場の寒梅館ハーディーホールは先にノルシュテイン招待上映会のあった会場で、ここのハーディホール・ロビー・クローバーホール・地下A会議室を使ってのイベントでした。
 コンペに出品された短編アニメは5本。CGやパワーポイントを使った作品が4本と、animation soupがサポートした積み木を使った立体アニメ作品でした。
 実写作品も含め、全体に「意余って技足らず」の傾向がありましたが、その「意の余り方」がただならず、「なるほど、表現というものは言いたい事がはっきりしていて、それを「伝えたい!」という気持ちが充実していれば伝わるものだなぁ」と感じました。実写では、女性画家の制作活動と作品を紹介した「人物素描〜小畠由佳理〜」は普通に面白かったし、全部には字幕がなく手話の説明が続く「長崎ろうあミステリー」は、どうもストーリーや謎解きは無い様子なのですが、それだけに映像からの迫力が純粋に伝わってくるものを感じました。また、「毎日登山 いつまでも〜山村賢二さん〜」の山の茶屋も是非行ってみたい感じです。
 21日には、「手描きアニメの魅力」として、ワークショップも開催されるとの事でこちらにも興味があったのですが、ピピアめふのワークショップと重なり残念でした。

近メ協のページに
もどる
近メ像のページ
もどる
アニメのページにもどる
ホームページにもどる