<2018.8.19 K.Kotani>アニメおもちゃ StiKBot


毎月読める日本で唯一の自主アニメ情報誌

月刊近メ像インターネット


2018年8月19日

アニメおもちゃ StiKBot





 先日ののおもちゃ映画ミュージアムのクレイアニメ体験で、アメリカから来た男の子二人(兄弟)が、向こうでは「StikBot」というものを使ってアニメを作っている、という事をお母さんから聞いたので、ネットで探してみました。ちゃんと「日本版」というものがあり、さらに人形単品、三脚付きセット、豪華ステージ付きセットなど、いろいろ。とりあえず、「スティックボット スタジオ」という人形二体と三脚のセットを注文。送料込み2063円也。
 さすがアマゾンですぐに届く。箱はなかなか楽しげだが、中身は人形と三脚のみ。ソフトはこのメーカーの作ったソフトが、ネットから無料アプリで落とせる。スマホ用と、タブレット用がある。今回はスマホ用をダウンロード。



 画面は楽しげだが、機能は単純である。ボタンが大きく、分かりやすい。さすが子供用。
 三脚は、ダイソーで売っている同様のものと異なり、ホルダー部だけ外して三脚に付ける、という事はできない。(なお、ダイソーのホルダー付き三脚だが、三脚部だけでも100円、ホルダー部だけでも100円、セットでも100円である。)脚の部分は、ぐにゃぐにゃ曲がるダイソーのものと異なり、棒になっていて、付け根の部分が蝶番で開く形だ。しかし、何故か普通に開いてスマホをセットすると、カメラが斜め上を向く。脚の開閉が途中で止められる、というものではないので、三脚ごと傾ける等の工夫が必要だ。



 肝心の人形だが、手足は関節ではなく、各パーツがゴムひもで繋がっていて、手足の端が斜めになった部分を当てると角度を調整できる、というもので、要は約45度ずつしか動かない。よって細かい演技はできない。
 しかし、手足の先が吸盤になっていて、つるつるした面なら貼付けられるので、不安定なポーズでも立つ。また、つるつるした軽いものなら、手で持てる。逆立ちもできる。直感的にポーズが決められ、ダイナミックな動きは作りやすい。側転、バク転自由自在で、二体で手足で「組体操」のようなポーズも出来る。
 ちょっとコマ撮りしてみたが、アクション映画のようなものを作るのには丁度いいようだ。子どもがはまるのもよく分かる。アニメの初歩の楽しさを知るのに、丁度良い商品のようだ。

近メ協のページに
もどる
近メ像のページ
もどる
アニメのページにもどる
ホームページにもどる