<2018.10.14 K.Kotani>「渡辺泰トークイベント」
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月刊近メ像インターネット
2018年10月14日
「渡辺泰トークイベント」
10月6日に、台風のため順延となっていた、京都おもちゃ映画ミュージアム「渡辺泰トークイベント：アニメーション研究68年間を語る」が無事開催されました。当日は渡辺氏を中心にふりーく北波氏、佐野明子さんの両氏が進行をサポート。北は仙台、西は佐賀からの参加者もあり会場は満員御礼。前回のトークで途中退場された渡辺氏も元気なお姿でトークが始まりました。
渡辺氏はアニメーションの始めての出会いから、おもちゃフィルムのコレクションについてのエピソードなども披露。一部金属缶に入っていた分を押し入れ下段に保管しておいた所、「ガス」が抜けずにフィルムが劣化してしまい、「段ボールの箱に入っていた分は大丈夫だったのですが、「フィルムは生きている」という事で・・・」と貴重なコレクションがパーになった事などを残念そうに語られました。
また、貴重なフィルムも多々上映され、中には、歴史的に貴重な存在で、元のスタジオでも保有していない「ロスト・フィルム」であった可能性のある作品もありました。
渡辺氏のトークはさらにどんどん続いたのですが、「これは終らない?」と思った所で、ふりーく北波氏のナイス進行が入り、イベントは懇親会へ。なにしろ、豪華絢爛・オールスターキャストの「一般」参加者が揃っているので、トークも各所で盛り上がりました。
