2018.11.04 K.Kotani>
アニメの画面の「ゴミ」について
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月刊近メ像インターネット
2018年11月04日
アニメの画面の「ゴミ」について
パソコンでドローイングのアニメを作るとき、動画をスキャンした時に、気を付けていても、消しゴムのカスだの、鉛筆の粉だのがスキャナーのガラスに付着したり動画についていたりしてかすかな「点」が画面に残る。厄介な事に、パソコンの画面では気付かなくても、最近の高性能プロジェクターで大画面で上映すると・・・
この点がバッチリ上映されてしまう。最後までアナログセルで製作していた「サザエさん」で、デジタル放送で「ホコリ」が写ってたのを思い出す。パステルや色鉛筆など柔らかい素材で作った卒制などには結構多い。広島の中ホール上映作品でも、「あ・・」という事があった。このまま8Kにでもなったら「やっけー」だ・・・
大スクリーンでの上映後慌てて「ゴミ取り」をする。動画データの「ゴミ」を消して、そのカットのムービーを作りなおし、元のムービーと入れ換えて本編ムービーを書き出すだけなのだが、直したつもりでも次回の上映でまた別の「点」が出で来る。観客は気付かなくても、何回も観て消したつもりの本人は分かる。やれやれ。