<2018.11.24 K.Kotani>Animation Runs!  Vol.39・「animation soup+STUDIO HESO特集」


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2018年11月24日

Animation Runs!  Vol.39・「animation soup+STUDIO HESO特集」





 11月23日、ブックカフェギャラリーQuiet Holidayにおいて、Animation Runs!  Animation Runs!  Vol.39・「animation soup+STUDIO HESO特集」が開催されました。
 7月に、大阪・PLANET+1において「ドビュッシー「子どもの領分」アニメーションプロジェクト完成記念上映・「さんまいのおふだ」と同時上映」が開催されましたが、今回は、その2作品上映と、animation soupのメンバーの過去作品の上映でした。
 この「ドビュッシー「子どもの領分」アニメーションプロジェクト」は、animation soup所属の6名のアニメーション作家がドビュッシーの「子どもの領分」の6つの曲を分担してアニメーション化し、まとめて一つの作品としたもので、文化庁文化芸術振興費補助金による事業です。この補助金がつくと、お金は出るのですが、チラシ等に文化庁のロゴを記載する必要があったり、所定の上映会・公開が必要になったりするそうで、今後はとりあえず東京での上映会をしないといけないそうです。(やったらいいじゃん。良い動機付け。文化庁もやるじゃん。)
 この「子どもの領分」作品には、オリジナルのドビュッシーの曲をつけたものと、出来上がったアニメーションにアレンジ版の音をつけたものがあり、それぞれが上映されました。
 ただ、上映会で二種類の音付きの「子どもの領分」を続けて上映すると「またー?!」という反応になる事があり、「見せ方が難しいね」という話も出ていました。
 今回はさらに自主映画の音楽等も多数手がけられている山崎篤志さんによる即興の生演奏付きバージョンも上映されました。即興と言っても予め映像を確認し、iPadにベースの音源を入れた上での演奏ですが、「こういう風に音を入れておいて、こういう風に生でキーボードを叩きます。」という説明と見本演奏があり、見事なサウンドに観客から「ほー」と嘆声が上がっていました。


 「Animation Runs! 」の次回は、 2018年12月21日(金)〜22日(土)に「2018冬コレクション・公募作品上映」が予定されています。

   
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