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マヤコフエイジ個展 増殖するオブジェ 粘土のインスタレーションとアニメーション上映
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2018年12月16日
マヤコフエイジ個展 増殖するオブジェ 粘土のインスタレーションとアニメーション上映
12月8日から12月18日まで、神戸市のCity gallery 2320において「マヤコフエイジ個展 増殖するオブジェ 粘土のインスタレーションとアニメーション上映」が開催されています。
マヤコフエイジ氏は、遠く1970年代アニメ塾開催のころから独特の映像製作を続けられており、当時は本名で活動されていました。その頃の8mmフィルムでの上映会でも他の普通のアニメ作品とは違った雰囲気の作品を出品され、当時、「プガジャ」の投稿欄でもファンの方の声が掲載されていた事がありました。
民家を改装して作られたCity gallery 2320ですが、一階部分では2部屋ぶち抜きのスペースに、粘土のインスタレーション(全部芯まで粘土製ではなく、お気に入りの形のものを組み合わせて塗って盛って作ったものもあるそうです。)をぎしっと並べたインスタレーション。一面の廃墟のようでもあり、干上がった池底のようでもあり、「座って観る」という指定があって、来場者は場所を変えながら鑑賞されていました。
二階には二カ所の上映スペースが設けられ、それぞれマヤコフ氏の作品がループ上映されていました。
8日には、午後6時より、近隣のフリースペースr3において、ギャラリーオーナーの向井修一さんとの対談、さらに向井千恵さんとの即興映像をまじえたパフォーマンスが行われました。
午後8時よりは、近くの洋食屋で懇親会。ギャラリーオーナーやスタッフ、来場された現代アートの作家の方も交えて、楽しい懇親会となりました。
なお、最終日18日に近くのふたば学舎3階音楽室において、クロージングイベントが行われる事がこの日急遽決定しました。