2018.12.25 K.Kotani>
Animation Runs! 「2018-19冬コレクション・公募作品上映」
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月刊近メ像インターネット
2018年12月25日
Animation Runs! Vol.40・「2018-19冬コレクション・公募作品上映」
12月21日・22日の両日、ブックカフェギャラリーQuiet Holidayにおいて、Animation Runs! Vol.40・「「2018-19冬コレクション・公募作品上映」」が開催されました。
この公募作品上映、過去にAnimation Runs! で特集上映された作家のみならず、全国に広く応募を呼びかけて集まった作品からセレクションされたもので、今回は2プログラム・15作品が上映されました。作品のみならず、出品した作家の方も、東は東京、西は福岡から直接参加された他、スカイプでも数名の監督がトークに参加、他、文書のメッセージを寄せていただいた方もありました。
22日「X-BROOCH Vol.2」のはりんこ堂さんは、参加されたのみならず、懇親会に「食べられるイラスト」として手作りのおまんじゅう(美味しい!)をご持参。「ヒット・エンド・ラン」の多田文彦さんは京都からの参加。「ERASER WARS」のAKIRAさんはスカイプでのトーク参加でしたが、なんと中学生作家。3DのフルCGアニメの出来映えに一同感嘆。私も「誘惑」でトークに参加しました。最後にネタバレした所で「笑い」が取れるかと思ってましたが、やはり皆さん「怖い」そうです。Bプロの「痛みのサンバ」の浜村満果さんは奈良から、個展中にかかわらずのご参加。「ヤギの一日」のごとうさちこさんは、なんと福岡から泊まりがけのご参加。「話の話」に感銘を受け、百均のクリアファイルを切ってセルを作り、アクリル絵の具で絵を描いて重ねて撮影したというエピソードに、今も昔も自主アニメ作家は製作技法も自分で開発して作品を作るんだなぁ、と思いました。「MIRACLE TOYS THE BAR 君に会いたくて」の草刈成雄監督は息子さんと共に木製の人形持参での参加でした。(写真)なお、21日には、「Beautiful」の田中情監督がはるばる東京から参加、トークをされたそうです。公募上映数あれど、こんなに監督が一杯参加される上映も中々ないのではないのでしょうか。
上映会の後は、姫路シネマクラブの事務局で懇親会。美味しい中華料理やはりんこ堂さんのお菓子をいただきつつ、映画論議やら表現論等に花が咲く。いいぞ。
「Animation Runs! 」の次回は、 2019年1月18日(金)に「タマグラアニメベストコレクション2018」が予定されています。