<2019.10.19 K.Kotani>京都国際映画祭で京アニメ上映


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2019年10月19日

京都国際映画祭で京アニメ上映





 10月19日、京都で開催中の京都国際映画祭の中で、京都にちなんだアニメーションの上映が行われました。
 会場は、中京区の大江能楽堂。司会の方が「創建110年の由緒ある建物です」と胸を張っておられましたが、京都で110年だとまだまだ「鼻たれ小僧」というところでは。まあ、趣のある建物でした。上映されたのは、壬生狂言を元にした川本喜八郎監督の「花折り」、京都を舞台とした高橋克雄監督の人形アニメ「かぐやひめ」「一寸法師」、若手の谷耀介監督の手描きアニメ「くらまの火祭」、最後に政岡憲三監督の「べんけい対ウシワカ」でした。また、サプライズとして、政岡監督作品ではないかと思われるおもちゃフィルムが上映されました。
 壇上には、古川タク氏、高橋克雄監督のお嬢さんの佳里子さん、おもちゃ映画ミュージアムの太田さん(奥さんの方)が登壇され、作品についての解説や、撮影当時のエピソードを披露。また、会場には当時の製作関係者の方も来場されていて、トークの合間に紹介されていました。
 せっかくの好上映なのに、観客が存外少なくて残念でした。


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