2021.01.24 K.Kotani>
日本アニメーション学会第23回大会・総会 今年もオンラインで
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月刊近メ像インターネット
2021年1月24日
日本アニメーション学会第23回大会・総会 今年もオンラインで
昨年コロナ禍の元、オンラインでの初開催となった日本アニメーション学会大会・総会ですが、今年もオンラインでの開催と決定致しました。日程は6月26日(土)27日(日)、開催校は敬和学園大学。(オンライン開催のため、会場ではありません。)
以下、実行委員会よりのメッセージです。
「日本アニメーション学会第23回大会・総会についてのお知らせとなります。
前回第22回大会同様オンラインでの開催となりますが、新潟県新発田市にある蕗谷虹児記念館のご協力を得て、「アニメの歴史と地方そして多様性」というテーマを掲げ、様々な研究発表を募り、シンポジウムを行ってまいりたいと考えています。
会期:2021年6月26日(土)・6月27日(日)
会場:オンライン開催
開催校:敬和学園大学( https://www.keiwa-c.ac.jp/ )
※オンライン開催につき会場ではありません。
※研究発表の募集開始は3月を予定しております。
※大会プログラムなど詳細は現在調整中です。追ってお知らせ致します。
1898年に新発田市で生まれた蕗谷虹児は、竹久夢二に才能を認められ上京し挿絵画家として活躍した後、パリ留学を経てモダンさに加えトランスジェンダーを感じさせる「叙情画」を確立させました。その後、東映動画で『白蛇伝』のパイロット映像とも位置づけられる短編アニメーション『夢見童子』(1958)の制作に構成と原画で参加した人物でもあります。
新型コロナウイルスの影響が続くなか社会の分断を象徴するような出来事が国内外で続いています。このような状況であるからこそ、アニメーションが示すことができる可能性を地方から探りたいと思います。前回大会の経験も活かしながらオンライン開催とすることで各地を結び、実り多い大会とできればと考えております。
実行委員長:松本淳(敬和学園大学)
実行副委員長:須川亜紀子
実行委員(順不同):石田美紀、津堅信之、米村みゆき、布山タルト、 キム・ジュニアン
大会協力者:伊藤千佳子(蕗谷虹児記念館)」