2021.11.21 K.Kotani>
龍野国際映像祭
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月刊近メ像インターネット
2021年11月21日
龍野国際映像祭
11月3日から29日まで、兵庫県たつの市内の各会場において、たつのアートシーンのひとつとして、龍野国際映像祭が去年に引き続いて開催されています。ことしのコンペメイン会場はかっての醤油工場跡を改装した「ゐの劇場」去年のアポロスタジオより断然広く、ゆったりと大スクリーンで高画質のクォリティの高い作品が見られます。また、市内各地の店舗でも30分-60分くらいのプログラムが上映されていますが、ゆったり座って観れる店もあれば、立ち見の店もありました。去年に続いての会場となった「ガレリア アーツ&ティー」ではゆったり座ってお茶を飲みながら鑑賞ができます。モニターも昨年よりは縦横2倍以上大きくなっており、場所も見やすい位置においてありました。
江戸時代からの街風景を残す観光地とあって、映画祭以外の観光客も多く、入場無料とあってメイン会場に子供連れで入場される方もありましたが、こちらではお子様向けとは言い難いヤバい作品もポツポツと上映されていました。ええんかいな。一方、ガレリアでの作品は楽しい作品が多く、「世界ドミノ」などは動きが軽快で必見、オチもちゃんとついていていました。近くには龍野城などの観光名所も多くあり、泊まりがけでゆっくり楽しみたい映画祭でした。