<2022.12.10 K.Kotani>アニメーターの幻灯画(上映とトーク)


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2022年12月10日

アニメーターの幻灯画(上映とトーク)





 12月10日、神戸映画資料館において、イベント「アニメーターの幻灯画(上映とトーク)」が開催されました。昔公民館や学校の体育館などで、児童などに「紙芝居」の大掛かりなものとして、スライド上映+弁士朗読・歌などの形で行われていた幻灯上映ですが、この幻灯の原画の製作に創建期のアニメーターが関わっていた事がわかっています。今回は、実際の幻灯上映と、当時の状況の解説等が、鷺谷花さんと佐野明子さんによって行われました。
 スライド上映なのですから「アニメーション」ではありませんが、「スクリーンに上映される事を前提とした絵」という事と、当時は今のようにマンガの描ける人間がその辺にごろごろしているわけではなく、とにかく「絵の描ける人」として当時のアニメーターが重宝されていたのではないかと思われます。
 会場には多数の観客が集まり、勧善懲悪!正義は勝つ!慈愛は勝つ!という教育的ストーリーに見入っていました。

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