<2025.12.04 K.Kotani>Yuiho Umeoka「Death, Videotape and Time」


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2025年12月4日

Yuiho Umeoka「Death, Videotape and Time」





 11月22日から30日まで、大阪市此花区のギャラリーFIGYAにおいて、映像作家 Yuiho Umeokaさんによる個展「「Death, Videotape and Time」」が開催されていました。
 会場内では、2階で映像のループ上映、1階はUmeokaさんが過去に関わった展示や作品製作などに関わるさまざまなものが展示されていました。



 なお、近隣の「モトタバコヤ」内「studio BAIKafe」では、22日から29日まで、関連展示として「雑居する映像万華鏡の世界」(作者が制作した映像万華鏡装置「Video Kaleidoscope」を用いて行う映像作家たちによる映像展示)が行われ、Yuiho Umeoka・片岡拓海(書動アニメーション作家)・柴原直哉(木版画アニメーション作家)渡辺栞(アニメーション作家)によるアニメ+万華鏡や作品素材などの展示が行われていました。

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以下主催者による開催コンセプト

個人制作やクライアントワークを通して、精力的に映像作品を生み出してきたUmeoka。プログラミングとアナログ映像技術の駆使による複雑性と激しさの融合は鑑賞者に独自の印象を与えます。 本展では、これまでに作られてきた作品と共に、三年前に他界した、母であり、テキスタイルアーティストの岡みち子の生前の姿・作品をビデオテープ(DVテープ)に記録した映像と仕事道具を合わせて展示し、自身の制作における潜在的な背景や文脈にも迫ります。
作家と作品、メディアの死について、Umeoka自身の境遇と逃れられない何かについての思考を映像という時間芸術の中でご覧ください。
Yiuho Umeoka
デジタル時代におけるアナログ映像技術の可能性をテーマに作品を制作。此花区を拠点に映像作家として活動中。プログラミングと映像を用いた作品の製作、メディアオーサリング、映像作品の製作、小規模イベントの映像/音響オペレーター・映像配など幅広く活動を行なっている。


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