2002.05.08 K.Kotani>
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月刊近メ像インターネット(2001.6〜2001.12)
2002年05月08日更新
アニメーションひろば2002詳細決定
相原信洋氏とその教え子のみなさんを中心とした自主制作アニメーション上映会・「アニメーション・パワー」を中心とした「アニメーションひろば2002」のプログラム詳細が決定しました。
プログラムはこちら
小アニメーション大感激祭作品募集
2002年3月24日、札幌で開催される自主アニメ上映会・小アニメーション大感激祭PART9では上映作品を募集中。問い合わせは011-513-4317 津山方 アニメーション大賞リュニオン実行委員会またはhiyorimi@d8.dion.ne.jpまで。
NEW BOOKS
「映画虫Vol.6 Animation Soup」(映画虫発行・無料・京阪神・金沢の映画館・CDショップ・書店などで配付)
この6月に大阪で開催された「Animation Soup」についての、フリーペーパー「映画虫」の特別増大号。上映各作品に関するコメントや、ほとんどの作者へのインタビューなどが掲載されており、上映会の記録資料として特A級であり、また、「このアニメーション観たい」という気にさせてくれる内容。おすすめ。サイズはメモ帳程度なので、映画館などのチラシコーナーその他を精査してゲットしてください。
CG アニメコンテスト作品募集!!
PROJECT TEAM DoGA内「CGアニメコンテスト事務局」よりCG アニメコンテスト作品募集のお知らせが参りましたので紹介致します。
本日は、当チームが主催いたします 「第14回 CGアニメコンテスト」
の作品募集のお知らせします。
本コンテストは、"CGA(コンピュータ グラフィックス アニメーション)
作品の発表の場を設け、広く一般にCGAをPRするとともに、
その質的向上を促進する"という主旨で毎年開催されております。
■特 徴
・自主制作CGアニメ作品のコンテストとしては、国内で最も伝統があり、
現在最先端で活躍する多くのCGアニメ作家を輩出してきました。
NHKの番組「デジタルスタジアム」などに於いても当コンテストより輩出した
多くの作家が、いずれも高い評価を受けております。
・ハード、ソフトメーカーが行うコンテストとは異なり、
使用するハード、ソフトを問いません。また、企業スポンサー等を廃して、
公平な審査が行われます。
・入選作品については、多くの方々に見てもらうことに力を入れ、独自
に上映会を行う他、入選作品集のビデオを作成・配布します。
・もともと作家達によって始められたコンテストであり、作家間の交流会
やCG合宿、奨学金など、人材交流と育成に重点を置いています。
昨今、急速にマルチメディアが普及しておりますが、
このようなデジタル映像文化を、今後も発展させていくためにも、
優秀なデジタルアーチストの育成が不可欠でしょう。
このパーソナルユースによる、CGアニメーション制作という文化は、
なかなか目にする機会もなく、あまり知られておりませんでしたが、
ここ数年でマスコミの注目の的になり、そのレベルも飛躍的に上昇しまし
た。
現在は、単に技術的に高度な作品にとどまらず、
ストーリーに重点を置いた長編や、映像的にも芸術的にも
優れた作品がたくさん発表されています。
また、新たにより一層の門戸を広げるため、
今年からは初心者部門も設けております。
尚、詳しい募集要項などは、下記URLをご参照ください。
貴誌読者の皆様に、この機会にぜひ、ご応募いただきますよう、
なにとぞご掲載のほど、宜しく御願いいたします。
■お問い合わせ
住所: 〒533-0032 大阪市 東淀川区 淡路 5-17-2-102
PROJECT TEAM DoGA内「CGアニメコンテスト事務局」
FAX: 06-6321-4841
E-mail:contest@doga.jp
URL: http://doga.jp/contest/
PROJECT TEAM DoGA主催
(締め切りは2002年 2月14日(当日消印有効)です。)
ジャングル大動画上映会
12月9日(日)午後2時より、大阪日本橋ジャングル1Fイベントホールにおいて、「横浜動画倶楽部プロデュース自主制作アニメ特集2」として、横浜動画倶楽部主催の大動画上映会が行われました。今回の内容は11月25日に横浜で行われた上映会の内容と同プログラムという事で、過去の好評作品の特集と、韓国の芸術系大学の課題作品セレクションが上映されました。韓国の作品は国際アニメーションフェスティバルを意識して制作されたような作品が多くありました。なお、このセレクションは9月に韓国で行われた日韓中の自主アニメ上映に日本からの作品参加があったので韓国からも日本に作品が送られたとの事です。観客は二十数名とほぼ満席となっていました。
内容はペーパーあり、特撮あり、CGありで、クオリティも高く、3時間以上のプログラムで充実したものでした。上映会の内容と作品の一部がスカイパーフェクテレビで数回に分けて放送もされるそうです。
なお、今後は来年9月に横浜でセレクション上映会、2003年春に新作上映会が予定されているそうです。
アニメーションひろば2002
相原信洋氏とその教え子のみなさんを中心とした自主制作アニメーション上映会・「アニメーション・パワー」を中心とした「アニメーションひろば2002」が、来年1月から2月にかけて神戸アートビレッジセンター(KAVC)で行われます。(2002年1月25日(金)〜2月3日(日))関西からも作家の参加が多数予定されています。作品上映もありますが、作家の交流も重視した内容になるそうです。
山元るりこおどろきばん作品展
11月8日から13日まで、京都の西陣ほんやら洞2Fギャラリースペースにて、「山元るりこおどろきばん作品展」が開催されました。会場には山元るりこさん制作の驚き盤多数が実際に手にとって動かして鑑賞できるように鏡とともに展示され、また、拡大コピーした大型驚き盤も展示されていました。そして山元るりこ
さんのアニメーション作品のうち数本がビデオで上映されていました。
危うし全国総会?
この11月3−4日に無事開催された全国総会であるが、来年度の開催については、危ぶまれている。順番では東海アニメーションサークル(TAC)の番であるが、「来年は一回パスさせてほしい」という申し出があり(次々回以降開催しないというわけではない)、その次の当番に当たっている静岡も、再来年はともかく来年の開催についてはとりあえず白紙としているため。前回の名古屋総会時の「主催者会議」の中で開催が次第に困難になっている状況が報告されていたが、「いよいよ来たか」という感じです。名古屋ではシネマテークがあって見たいアニメーション作品はどんどん上映してくれるので昔のように自力で自主上映をしなくてすむ状況という事が報告されていたが、(確かに最近は関西でも公式の上映やミニシアターでのプログラムが充実している)アニメーションのサークル活動というもの自体が転換期にきているのかも知れません。
宝塚映画祭映像コンクール
11月3日、宝塚映画祭の一環として、「第二回宝塚映画祭映像コンクール本選」が行われ、会場には多数の参加者がつめかけました。アニメーション作品としては人形アニメ「肖像のキズ」石田薫作品、半立体アニメ「キャビアガール」中山珊瑚作品が予選を通過して上映されました。
アニメーション全国総会in神戸
11月3日から4日にかけ、神戸市御影の旅館御影荘にて、第32回アニメーション全国総会in神戸が阪神アニメーショングループの主催で開催され、会場には多数の参加者がつめかけました。自主製作作品としては、DoGAのかまたゆたかさんによる最近の自主製作CGアニメーションの状況と、作品の紹介がなされました。また、明け方に「杉並アニメーションフェスティバル」の入賞作品が上映されました。また、自主アニメーションではありませんが、自主製作ビデオとして「芝山監督 祝 還暦!」が上映され、40年近くにわたる芝山努氏の仕事・作品が紹介されました。この他テレビアニメのギャグのパターン分析などの紹介と、女性キャラについての濃厚な研究などが発表されました。
オタク王降臨
10月28日、宝塚映画祭の一環として、「岡田斗司夫 アニメーション・バトルトーク」が行われ、会場には多数の参加者がつめかけました。岡田斗司夫と村上知彦氏によるオタク漫才プラス質疑応答という内容で、
会場には時折笑い声が上がると言うなごやかで濃い催しでした。
「DAICON オープニングアニメ」製作当時に、「SF大会のスタッフの引き止め策の一環」として「アニメ製作」をやったとか、上映後アニメのプロから「来年の新シリーズを手伝ってくれないか」という声がかかったかと思えば、某巨匠から「再来週放送の作品を手伝ってくれ」と声がかかったとか、アニメの監督の再重要事項はスタッフの技量に応じた適切業務の割り振りと言う人事面だとかなどと、「カリオストロの城」のタイトルバックのシーンを見せながら「このシーンは下手なアニメーターでもできるようにこういう工夫がなされている。このシーンは難しいから上手なアニメーターに振っている。」などとオタク心を揺さぶる嬉しい内容の解説が入っていました。
また、韓国ネタでも大いに盛り上がり、大学に50もアニメ・マンガの学科が出来てバンバンやっているとか、韓国のコミックの現状についてもいろいろとトークがありました。日韓の間の作品交流は特に日本からの作品はいろいろ制約がありますが、韓国からの漫画作品も一部こちらで紹介されるようになっているそうです。
また、庵野秀明氏の「帰ってきたウルトラマン」のDVD化については「円谷プロが突如態度を軟化して発売がOKになった。」そうです。
「アトランティス」の看板前でサインに応じる岡田斗司夫氏
アートポリス大阪協議会 フォーラム
10月21日、アートポリス大阪協議会 第2回公開フォーラム『もっと動かせ。映像都市大阪に!』が開催され、多数の映像関係者が参加した模様です。当日は講座の為実際に見ることは出来ませんでしたが、当日のニュースでも多数の参加があることが放送されていました。
「インデペンデント関係者、行政、企業の方々が一同に出会える場」として企画されたこのイベントですが、従来無償・または持ち出しであった「自主制作映像」が経済的にかつ定常的に、制作費プラス製作者の生活費までまかなえるものになるかなという可能性が提示されているわけですが、あくまで「経済的に成り立たない」かつ「それでも表現はしたい」という前提で製作され、「そういうのもええやんけ」というごく少数の支持で成り立っている「自主製作映像」に、経済的に成り立つレベルの多数の支持があるかな?という疑問はあります。
かって「たった3分間の8ミリフィルムを見るためにみんな千円払った」というDAICONFILMという例はありますが。
「こういう映像なら金が出る」「あんたの作品はすばらしいかもしれないが金は出ない」という話になって、「それに合わせた作品は作れるぜイエーイ!」「あっそう」と、自主製作映像の中のメジャー志向の一部プロ向けの才能のある方がプロになり、そうでない人々は今のままがんばる・・・という事になるのでしょうね。
ピピアめふアニメ教室無事始まる
10月21日、宝塚市ピピアめふ5F会議室において「ピピアめふアニメ教室」第二期の第一回講座があり、三人人の参加者でスタートしました。
なお、「ピピアめふアニメスタジオ」にも三人人の参加者がありました。
山元るりこ・おどろきばん作品展
この11月8日(木)より13日まで、京都市西陣ほんやら洞2Fギャラリースペースにおいて、「山元るりこ・おどろきばん作品展」が開催されます。内容は山元るりこさん制作の驚き盤の展示や、山元るりこさんの作品のビデオ上映・制作体験コーナーなどです。時間は正午から午後7時まで。作者は期間中会場にいらっしゃるそうです。
ピピアめふアニメ教室始まる
10月7日、宝塚市ピピアめふ5F会議室において「ピピアめふアニメ教室」第二期のオリエンテーションがあり、「ピピアめふアニメ教室」の第二期が始まりました。が、当日は二人しか参加者がなく、「一人でも教室はあるのでしょうか?」と心配する質問も出る始末。なお、受付を担当している「シネピピア」によると、「オリエンテーションは参加できないが、講座は参加したい」という問い合わせもあったそうです。
なお、同日、「ピピアめふアニメスタジオ」として、修了生のための制作スペースも同時スタートしました。
住民図書館閉館
この「近メ像」始め、各種のミニコミを25年間に渡って収集・管理・公開を続けてきた「住民図書館」が、この2001年12月15日をもって閉館となり、過去に収集・収蔵された資料のすべては埼玉大学・共生社会研究センターへ移管されることとなりました。なお、移管の条件としては、従来通り、資料を大学の関係者内に限らず公開するという事になっているので、過去の資料などはアクセス可能になります。また、埼玉大学・共生社会研究センターでは今後ともミニコミ資料の収集は続けていくそうなので、「近メ像」も今後はそちらに送付されます。埼玉大学・共生社会研究センターの住所は埼玉県さいたま市下大久保225 埼玉大学正門入ってやや左手すぐのあたりです。住民図書館のみなさん長い間ご苦労さまでした。
小アニメーション大感激祭延期
毎年北海道札幌市で12月に開催されてきた「小アニメーション大感激祭」が、今年は会場の都合で2002年2月の開催となると主催者から発表がありました。
みのたけ劇場2001
9月23日午後8時20分から、「みのたけ劇場2001」の1プログラムとして、新作ショーケース・柳瀬昇セレクションが上映され、その中でアニメーションとして「面喰い」と、「和の謡」(硯弥生)が上映されました。
新世紀アートアニメーション
9月22日から28日まで、大阪市西区九条のシネ・ヌーヴォにおいて、新世紀アートアニメーションとして、アートアニメーション7本が公開されています。岩井天志「玉蟲少年 A CLOCK INSECT」は、高画質デジカメで撮影した画像を35ミリフィルムに焼きつけるという手法で製作されたもので、35ミリじか撮りに近い画質を実現しています。(しかもアホみたいに高い35ミリフィルムを無駄にせずに使える)是非一見の価値はあるでしょう。また、下西紀「魚2」は93年作品で再見ですが、当時の感想と同じく「すごい」作品でした。
UKアニメーション特集
9月15・16日の両日、神戸市の神港ビルヂング内・ビデオカフェキャビンで、「居留地映画館」の一環として、「UKアニメーション特集」が上映されました。15日Aプロ・16日Bプロで1日で全部見れないのは残念。ドローイング・粘土・砂・立体など、技法のバリエーションも豊富でした。人形アニメ「DOG」の異様にリアルな造形と表現や、セルアニメ「GUT」の達者なアニメートが印象に残りました。スタッフロールを見ていると結構作家同士の交流もあるようで、「最近の英国アニメ風」というジャンルが作られているのかも知れません。
また、同時にフィルムをのぞく方式の初期の映画の展示や驚き盤の制作コーナーもあり、中々手間のかけられたイベントでした。
ICAM報告
この度、8月3-5日に韓国ソウルで開催されたICAM(International Comics Advertisement Market)(韓国のコミケ)において、日本の自主制作アニメーションが上映されました。主催者の方よりの報告がありましたので掲載します。
お世話になっております。
(株)コミックアドの黄です。
ICAMのことですが、初回目であったため、観覧客や海外からの参加は多くありませんでしたが、反響はかなり良く特に、大勢の取材陣が来ておりました。実際に日本からサークルやアマチュア制作アニメ等が韓国の漫画ファンに披露されたのも今回このイベントが初めてであったからだと思います。中では、朝日新聞社からも取材に来て朝日新聞に記事化されたのもその良い証だと思います。
上映会の観覧客の数は上に書いてある通りに数は多くは無かったけれども、むしろ、プロのアニマターや韓国のアニメ監督か大勢来てその人たちから絶賛を受けました。
量よりは質が忠実した上映会であったと思います。
観覧客の数は約3200人位でした。
この辺でイベントのご報告を終わらせていただきます。
2回目のICAMはより多くの観覧客が集まって1回目より忠実で良いイベントになると思います。
それでは、これからも宜しくお願い致します。
第32回全国アニメーション総会in神戸
アニメーション総会の案内がまいりましたのて紹介致します。
皆さんこんにちは。
今年のアニメーション総会は、私たち阪神アニメーショングループの主催で、
神戸で開催いたしますが、このほどその概要が決定しましたので、ご案内いたします。
申込書ご希望の方は、私の方までご住所・お名前をメールをいただきました
ら、お送りさせていただきます。なお前回の神戸以降の総会で、プログラムブッ
クにお名前が載っていた方には、原則として申込書を郵送させていただいており
ます。(サークル代表者の方には少し遅れてのお届けとなる予定です)
以下申込書の概要を掲載いたします。
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第32回全国アニメーション総会in神戸 開催のご案内
皆様お元気でお過ごしでしょうか。21世紀最初を飾る、記念すべき!?総会のご案
内です。
神戸総会は、前々回は淡路島岩屋、前回は神戸新開地と、まるで平成7年兵庫
県南部地震の断層破壊に沿うかのように会場を移して参りましたが、今年は神戸
市中心部からやや東へ寄った、御影で開催することになりました。
会場の旅館は24時間入浴が可能!。また付近には、「火垂の墓」の背景画に
出て来た御影公会堂、母親が空襲で担ぎ込まれた成徳小学校、川本喜八郎さん制
作の「火宅」の処女塚古墳などの"アニメ名所"もあります。神戸観光も兼ねて、
ぜひご参加ください。
開催要領
日 時: 2001年11月3日(土・文化の日)15時受付・16時開会、4日(日)
11時頃解散予定
会 場: 御影荘旅館(神戸市東灘区御影郡家上山田90-3)
定 員: 65名
参加費: 中学生以上12,000円、小学生以下11,000円(但し布団・食事とも
不要の場合は無料)
申込方法
所定の申込用紙にご記入の上、HAGあてお送りください。なお申込の際
に、お一人様5,000円を申込金としてお預かりさせていただきます。申込金に
ついては参加費に充当させていただきますが、主催者側の都合または不可抗力
により総会の開催が不可能になった場合を除き、返金いたしかねますので、ご
承知置き下さい。
(送金方法その他省略)
申込みの締切
定員(65人)になりしだい締切とさせていただきます。なお開催直前のお申
込みとなりますと、プログラムブックへ自己紹介を掲載できなかったり、布団
や食事をご用意できない場合もあります。定員に達していなくても、なるべく
9月末までに届くよう、申込書をお送り下さい。
申込み・お問い合わせ先
HAG阪神アニメーショングループ 平岡
e-mail:hiraoka.yoshikazu@nifty.ne.jp
会場への交通
最寄り駅:阪急電鉄神戸線御影駅下車すぐ
その他JR神戸線住吉駅、阪神電鉄本線御影駅も利用可。
なお会場及び周辺には、ほとんど駐車場がありません。
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なお本年は総会ホームページは開設いたしませんので、あらかじめご承知置き
下さい。
ピピアめふアニメ教室
宝塚市ピピアめふにおける、「ピピアめふアニメ教室」は順調(?)に進行しています。
6月24日は「物体アニメーション」、7月15日は「デジタルアニメ実技」、7月29日には「2枚で作るアニメーション」と、各回とも作品制作を行いました。
この講座は途中参加も可能ですので、御興味のある方は是非おこしください。見学も歓迎いたします。次回8月19日は、「作品制作」と「アニメーションの走り」です。
animation soup
8月10日(金)大阪市内コンテンツレーベルカフェにおいて、「animation soup」の打ち上げが行われ、会場は多数の作家・関係者・スタッフで賑わいました。また、この会場内で、「animation soup」の出品作家達が協力して作品の上映活動などをしていくレーベル・「animation soup」の企画が発表されました。今後の活動については決まり次第お知らせいたします。
夏休み子供アニメ教室
7月22日(日)万博公園内大阪国際児童文学館において、「つくろう! たのしもう! アニメーション」として、夏休み子供アニメ教室が開催され、十数人の子供達が集まって「驚き盤」や「粘土アニメ」作成を楽しんでいました。
続く8月5日(日)宝塚市ピピアめふにおいて、「夏休み子供アニメ教室が開催され、午前10時・午後2時の各回に二十数人の子供達が集まって「驚き盤」や「粘土アニメ」作成を楽しんでいました。
国際アニメーションフェスティバル フォーカス イン 広島2001
この度、2001年8月24日に広島アニメーションフェスティバルの会場である広島アステールプラザにおいて、「国際アニメーションフェスティバル フォーカス イン 広島2001」が開催されます。内容は持ち込み自主作品の上映、講演、過去入賞作品の上映など。午前10時から午後5時迄のイベントで、終了後交流会があります。入場無料。(交流会は会費1000円)。問い合わせは広島アニメーションフェスティバル事務局迄。電話082-245-0245・http://www.urban.ne.jp/home/hiroanim/(ここにはこのイベントの案内はありません。フェス事務局のホームページ。)電子メールアドレスはhiroanim@urban.ne.jpまで。
ICAM
この度、8月3-5日に韓国ソウルで開催されるICAM(International Comics Advertisement Market)(韓国のコミケ)において、日・韓・中のアマチュアアニメーションを上映することになり、横浜動画倶楽部さんが日本の分の作品を集めて参加することになりました。くわしくはhttp://www.aaa-int.or.jp/luna/comicad/icam.htmlまで。
手づくりアニメーションの魅力
横須賀令子さんより、下記のイベントの情報を頂きました。
今度、守田法子さん、山元るりこさんと3人で
埼玉県立近代美術館でワークショップと上映会をやります。
できましたら、そちらのホームページでも紹介してもらえないでしょうか?
と、思いメールしました。
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場所 埼玉県立近代美術館
TEL 048-824-0111
〒336-0001 埼玉県さいたま市常盤9-30-1
○JRを利用される場合 京浜東北線北浦和駅西口から徒歩3分 (北浦和公園内)
---------------ワークショップ--------------------------
アートの森劇場:手づくりアニメーションの魅力
7月31日 講師 山元るりこ テーマ「歩く人」鉛筆書きアニメの作り方
8月1日 講師 守田法子 テーマ「不思議な生き物」切り絵アニメの作り方
8月2日 講師 横須賀令子 テーマ「アニメで変身!」墨絵アニメの作り方
小学校高学年から中学生の親子対象
---------------上映会--------------------------------
日時 8月5日(日)14:00〜16:00
アートの森劇場:手づくりアニメーションの魅力
上映作品一覧(一部、変更することがあります)
守田法子作品(約40分)
「法界」「カーニバル「ちんぐるま」「あなたへ」「Moon Shiny Night」
「わたくしの細胞に燐火を燃やし」「炎華行燈」「女郎花抄」
「ハスの妖精ぼにょぼにょ」
山元るりこ作品(約40分)
「たまゆら」「ドミプリエグランプリエ」「月夜のリュンティルンティ」
「ギニョール」「ヨルノオスクニ」「ブロッケンの亡霊」
「我ときて遊べや顔のない羊」「月がとっても青いから遠まわりして帰ろ」
「SETUNA」「竜田姫」「星のホウシ」
横須賀令子作品(約40分)
「人魚」「いれずみ」「クレーターのなる木」「幻(まぼろし)」
「もうれんじゃかじゃか」「いちめんの菜の花」「錬金術」
「なんじゃもんじゃおばけ」「柿の木もっきい」
「なまはげの一夜」「メデューサの森」
定 員:100名(先着順)
費 用:無料
埼玉県立近代美術館のホームページ http://www.saitama-j.or.jp/~momas/
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アニメーション学会
6月30日(土)から7月1日(日)まで、東京都小平市の武蔵野美術大学において、日本アニメーション学会の第三回大会が開催されました。
初日は午前は歴史的な研究発表、午後は心理学的な研究発表、と押井守氏の「過激な」講演会、夜はアニメーション学会の懇親会、2日目は午前中は川本喜八郎さんの講演、午後は小田部羊一・森まさあき両アニメーター、さらにゲームアニメーター石黒正隆氏とソニーのAIBO商品企画室長の芦田理氏を迎えてのパネルトーク、最後に映画評論家登川直樹氏を迎えて、カナダアニメについての講演と、まことに盛り沢山の内容でした。その間2日めは武蔵美の学生の皆さんの作品の上映もされていましたが、時間がなく2-3本しか見れなかったのは残念。
今回の大会は「動き」をテーマとして開催されており、心理学系の発表でも「動き」を人間がいかに捉えるかという事をテーマにした発表が続きました。単純な図形の動きをどういう風に解釈して理解するか・「歩き」について、いろいろな因子に分けて集計したもの・いくつかの単純な図形の動きのパターンを生物の動きと判断するか、非生物の動きと判断するか、それは人間はどういう基準で分けているのか・等でした。われわれが普段何気なくしている作画上のポイントを学問的に分析すればこうなるのかと考えさせられましたが、しかしこのペースで研究が進んだのでは実用になるまでにずいぶん時間がかかるなとも思いました。また、押井守氏の講演でも、「アニメーションというども映像表現の手段としては、特定の絵の残像を観客に残していけばいい・極論を言えば動かなくてもいい」「最近の日本のアニメはケレン味に満ちた「決め」のポーズの多用とそれに慣れた観客がますます過激に要求をするために普通の感覚では理解出来ないような動き・映像がどんどん作り出されている。」などと過激な発言が相次ぎ、翌日のパネルトークでは、「昨日の講演の内容は押井さんの作家としての姿勢からでてきたもので、学生のみなさんはかならずしも鵜呑みにしないように」と注釈がはいるほどでした。
なお、次回の大会・アニメーション学会総会は京都で行われるそうです。
アニメーションスープ
6月29日(金)から7月1日(日)まで、大阪市鶴見区徳庵のkitiにおいて、「animation soup vol.1」が開催されました。
このイベントは関西在住のヨシムラエリさんを中心としたanimation soup vol.1 実行委員会の主催になるもので、関西一円の作家のアート系のアニメーション作品がおおむね3時間にわたって上映されました。また、毎日日替わりのパフォーマンスなども行われていました。
また、これに先立ち6月25日には、NHK総合・関西地区において「とっておき関西」の中で特集が組まれ、ヨシムラエリさんの解説と作品の紹介などがなされていました。
レベル以上の作品を集めたものにしては作品量は多すぎるほどあり、この他にも関西で製作されている作品も相当ある事を考えると、関西の「自主製作アニメーション」の盛り上がりは相当なものになっているようです。
自主製作関係のイベントとしては、上映と上演のみで、作者の紹介や主催者などの挨拶がなく、「あれ?」という感じもしましたが、オープニングやインターミッションの映像でもって代わりとしているようでした。また、パンフの中にもいろいろな方のコメントは掲載されていましたが、なぜか主催者側からのメーセージがないのは、「イベント全体を見て感じてほしい」という事でしょうか。とかく身内で小さくまとまりがちな自主アニメのイベントを大きく広げていくための一つのスタイルの模索なのかもしれません。
なお、この上映会の様子は京阪神・金沢の映画館・書店・CDショップ・雑貨屋。カフェなどに配布中の不定期刊のフリーペーパー「映画虫」の臨時号にも掲載される予定です。また、animation soup vol.2は2002年の秋冬頃に行われるようです。