グラスホッパー・シリーズ
グラスホッパーとは「バッタ」
その名の通り、バッタの能力を持った改造人間である。
主人公黒須仁が変身するのはこのグラスホッパー・シ
リーズの登録No.1(現在は抹消)である。
ベースがどのバッタであるのかは明確にされていないが
恐らく「トノサマバッタ」だと思われる。
俊敏な動きと驚異的な跳躍力が特徴だが、このシリーズ
自体が『組織』日本支部において特別な意味を持っても
いる。
開発に関しても最重要項目として進められ、結果戦闘能
力及び、完成度の面でも他のシリーズを圧倒している。
その理由は色々あるようだが、最たる所は『組織』が欲
する変身能力をもたせるために「物質変換細胞」が使用
された最初の改造人間という点であろう。
しかし、現在の所当初の目的通りに細胞が使用され変身
能力を有しているのは黒須仁のみである。
だが、黒須仁脱走後も開発は続けられており変身能力こそ
ないものの、作り出されるグラスホッパーはどれも高い戦闘
能力を持った改造人間である。
日本支部長シャドウがこだわり続けた結果なのだが、その理由
はEpisode.5、6で明らかになる。
また、黒須仁に使用された「物質変換細胞」にはどうやら変身
能力以外にも秘密が隠されているらしく、開発者の有森ですら
予測していなかった細胞の自己進化により、謎の『力』が発動
しつつある。
他の『組織』の改造人間には見られないその『力』の秘密こそが
第二部でのキーワードでもある。
普段の得意な攻撃はその俊敏さを利用したもので、最大の決め手
が驚異的な跳躍力を利用した必殺の「キック」である。
他のグラスホッパー・シリーズとして本編に登場しているのは、
タランテラとの合成改造人間であったタランテラΩ。
半サイボーグタイプして開発され、現在は『組織』にとっての敵
であるグラス・ザ・マン。
そして、シリーズ開発開始以前から存在し、すべての雛形になった
と言われる「プロトタイプ」(正式名称は本編を)がいる。
特にプロトタイプは『組織』日本支部の切り札であり、現在において
もその実力は最強と言われている。
そのプロトタイプとグラスホッパー。この二体の戦いこそが、Epi
sode.5と6で描かれる『組織』日本支部との最終決戦の最大の
見せ場でもある。
戻る
|