タランテラ・シリーズ
本編における最初に敵として現れた改造人間。
ドクター・ケイトが最も自信を持って送り込んだ改造人間
である。
ラインナップはα、β、γ、θ、Ψの5体。
グラスホッパー捕獲作戦とはいえ、シリーズすべてである
5体もの改造人間を繰り出すというのはケイトにとっては
自分こそが有森より優れた科学者である事を示すためで
もあった。
5体それぞれに特徴ある能力を持っており、チーム単位
での息のあった行動でまだ戦闘に不慣れであったグラス
ホッパーをギリギリまで追い込んだ。
開発自体は初期の技術で行われたものであり、現在の改
造人間達に比べると人間の面影が強く残っている。
そのため、シリーズ全員が仮面や電子ゴーグル等によって
顔を隠している。
意外かもしれないが、グラスホッパーは一体もタランテラ
を倒してはいない。
唯一倒されたのが諜報担当であるβなのだが、それもグラ
スホッパーの手によってではなく、沢村のクリーチャー・キル
を全弾喰らってのことである。
その後、タランテラ・シリーズはその能力を結集したΩの開発
のために姿を消すこととなる。
ちなみに、裏設定であるが当初タランテラ・シリーズは15体の
ラインナップであり、開発途中に起きた遺伝子暴走事故によって
生き残ったのが現在の5体となっている。
小説版には登場していないが、Ω以降もケイトはタランテラの
開発を続けており、εというタイプをグラスホッパー迎撃に繰
り出している。
また、正式なタランテラではないがEpisode.6にも再登場
する予定である。
それだけケイトにとってタランテラはこだわりのある改造人間
シリーズなのだ。
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