「結」

われわれの手の
届かないところで
時間は流れ
流れ
その中で過去は
消えることもせず
ただ
あまりにも大きな
運命の水脈

佇む我等
その足の下を
時間
ただ
我等の知らないところで
時間は流れ
我等の知らぬことは
残り続ける

暗渠時流

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