NISSAN SKYLINE 2000GT
うちのヨンメリ

これが私の人生と家庭を破壊へと導くヨンメリ号です


- Epilogue -

ある日、中古車屋をやっている友達からホットラインが入った。
「おーい、下取りでええのが入った。隠してあるけんすぐ来いや!」
彼の電話の声の裏がえり具合から、結構期待出来る状態なのが伝わってくる。
嫁さんに本屋に行ってくると言い残して直行してみると、友達は走り寄ってきて、
「お前の好きなヨンメリじゃー。ワンオーナーで3万しか走っとらんで。
どノーマルで車庫保管しとったらしいんじゃー!」と、興奮していた。
「よぉっしゃーーーー!」と、叫んだ私に対して彼はボソリと言った。
「でものぉ、これオートマなんじゃ。」


MY FAVORITE CAR

私のヨンメリは、48年式のGT。
ボディーカラーはオリジナルのままのディープグリーンメタリック、 内装はブラウン系との組み合わせでした。
私は、黒一色のコックピットが好きでしたので、最初は残念でしたが、 まあこれもGTの特徴と自分に言い聞かせました。
オプションは、エアコン、スロットインタイプのカセットデッキ、 ルーフバイザーが装備されていました。
そして、魔の“ニッサンマチック”仕様なのでした。

このヨンメリで、実は3台目のL型なのですが、最初のL型が810ブルのトルコンでした。
エンジンが多少いじってあったせいか、トルコンは滑るし、 いざという時には押しがけもできないという訳で辛いイメージしかありませんでした。
しかしヨンメリのミッションを載せかえるお金もなかったので、 そのままで乗っていたんですが別にトラブルもなくずっと乗ってました。

その後、東京へ転勤となったため、ヨンメリをビニールシートでぐるぐる巻きにして3年間が過ぎ、 帰省してシートをめくった瞬間に大ショック。
ボディはつや消しカラーとなり、自慢だったボディーの綺麗さは無くなっていました。
水分を通さないカバーを選んで3枚も重ねたのに、湿気がこもったのが原因だったのでしょう。

そこで、一大決心を行い、ヨンメリ復活計画へ。
ボディーのオールペンと一緒に、東京に行ってる間にコツコツためた部品を 一気に組んでみました。
といっても、カリカリにしたのではなく、あくまでもGTらしくということで。

お気に入りなところ

全て純正のエンジン。何故か冬でもチョークなしでかかる(但し、コツと運が必要)。
この好調さが原因でエンジン載せ換えに踏み切れないでいます。
近頃は非力さを味わう楽しみまでできてしまった。

やっぱこの丸テールとサーフィンライン。
街中でも、何台か前に赤丸が4つ並んでたら、近くで見たくなっちゃうのは私だけ?
スカイライン伝統のサーフィンラインだが、一番似合ってるのはヨンメリだと思う。


ハンドルはナルディ・クラシックに換えています
純正は握りが細いし、あまり摩耗させずに保存する意味も兼ねて。

これはトルコンのままの頃。 シートは解体屋で2脚3千円で購入したS13シルビアのをむりやりつけていました。
純正シートをオーバーホールする間だけのつもりでしたが、 なぜか気に入ってしまって。

5速化しました。

5速ミッションはブタケツローレルについていたもの。
5速化に加え、クラッチとカバーををL28用、軽量フライホイールに替えました。

現在のコックピット
フルバケをつけたりしてます。

車高を落として、R180LSDを入れたら、なぜかキビキビ走ってるような気がしてしまってますが、 このシートがさらに余計な気分を盛り上げてくれてます。

でも、やっぱり遅いのは変わらないんですよね。

お気に入りのホイール

たまにホイールを交換して気分転換するのもいいですよね。
このハヤシは当時ものの7Jで、割と引っ張った感じになります。

HR30から取ったミッションです。根拠はないけど、 同じL型だし、ケンメリはGC10と違ってFS5W71Bだからスワップいけると思ってたんだけど、 ケースの長さが微妙に合わなかったのでオブジェ化。
HR30は、かなり部品取りにはおいしい。 ストラットなんかはお手軽でおすすめです。 最初はケンメリターボ仕様にするためにまるごと1台引っ張ってきたんだけど、 L28とかでキャブを泣かせたほうがそれっぽいだろうと捨ててしまった。

東京に出向になった時の姿です。 維持費が払えそうにないのと、東京の駐車場でイタズラされたくなかったので広島に残しました。

これがボディーの腐食を進める最大の原因となったのです。

現在の保存状態は、車体カバーからパイプ車庫に出世してます。
内側に部品とかパネルとか掛けて楽しんでます。
あとは電気ををひいて、蛍光灯、作業灯、コーヒーメーカーと・・・・・・・・・ 夢は広がります。