もうすっかり有名になった、ピロリ菌。
「ヘリコバクター・ピロリ」といいますが、このピロリ菌は、胃壁に住み着いて、胃潰瘍や胃ガンなどの原因として深く関連しています。
ピロリ菌を殺菌することで、胃ガンのリスクもかなり少なくできることは、国内外の動物実験でも明らかとなっているようです。外国ではピロリ菌の殺菌を積極的に行っているところもあるようですが、日本では、まだ一般的にはなっていないと思われます。
ピロリ菌は、胃酸という強力な酸の中でも独特な機能により生存を可能にしています。
ピロリ菌を殺菌することが、すべての面において有効かという問題もあるようです。
ピロリ菌は自分の周りの胃酸を中和して、胃酸から自分の体を守っているとも言われています。長年ピロリ菌と共存していた状態では、胃酸もそれに併せて、多めに分泌されるようになっていると思われます。これは人間のもつ自分を守る自然な能力でもあるわけです。これで安定してる状態から、急にピロリ菌がいなくなったとしたら、今まで分泌されていた胃酸の量が過剰状態となり、胸焼けなどをおこし、食堂下部に炎症を起こし、潰瘍などを作ってしまうという問題も、無いことはないようです。
このような問題(?)を承知したとしても、やはり胃ガンや胃潰瘍のリスクを下げることのほうが、大きな意味を持つのではないでしょうか?
米国の疫学研究によると、胃ガンの6割がピロリ菌によって発生し、ピロリ菌感染者の胃ガン発生率は通常の3倍以上といわれています。
日本におけるピロリ菌と発ガンの関係を調べた研究においても、ピロリ菌と発がんの因果関係が明らかとなっているようです。
ピロリ菌は、充分なビタミンCによっても増殖が抑制されることも判明しています。
こんなピロリ菌ですが、2000年夏、ピロリ菌に対してかなり期待が持てる食材が登場しました。
これは明治乳業から発売になったヨーグルト「プレビオヨーグルトLG21」というものです。
詳しくは、明治乳業のホームページに記載されていますので、是非ご覧ください。
すばらしい、食材の出現に「健康が一番!」としては、大変うれしく思い、遅ればせながら、ここにご紹介させていただきます。
明治乳業ホームページ
http://www.meinyu.co.jp/ ここから、以下の項目で紹介されています。
● シンポジウム「乳酸菌で胃をまもる」
〜日本人の半数が感染しているピロリ菌とは〜
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