1. ビタミンB群について、
2. 口内炎
3. ビタミンB群がたりない
ビタミンB群はエネルギーの供給や老廃物の代謝に働きます。つまり、元気の素です。B群は相互に助け合っていますから総合的に摂取するのが理想です。不足すると身も心も疲れた状態となるようです。
代表的なものを個別に見てみましょう。
精白米を食べる今の日本人には不足気味です。
極端に不足するとエンセファロバチア症候群など道徳的に問題を起こすような恐い病気が待っています。
にんにくのスタミナの秘密が実はこのビタミンB1です。しかも、にんにくのはアリシン(匂いのもの)という物質と結合してアリチアミンになります。本来B1は余分に捕ると排出されてしまいますが、アリチアミンは長く血液中にとどまりB1をゆっくり離していくため無駄にB1を排出することなく、長時間にわたって身体が利用できます。さらに、このアリチアミンは水に溶けにくくかつ、熱にも強いため調理による損失も少ないそうです。にら、ねぎ、タマネギにもこのアリチアミンとなったB1が含まれますので、うどんを食べるときにはこれらの薬味をたっぷりと刻み入れるといいようです。
結局、匂いのきつい野菜、色の濃い食べ物(抗酸化作用がある)は身体に良い! ということが言えるようです。
B群は穀物の胚芽部分や小麦などに多く含まれます。精白米やうどん、白いパンなどは、糖質だけの栄養素であり、その代謝にはB1が不可欠で、不足するとカルシウムイオン不足(糖質の代謝不良で酸性となった血液を中和するのにカルシウムが必要)から免疫力不足で、細菌感染しやすくなったり、道徳心の喪失などといった症状がでてきます。
口内炎はこのB2不足の典型です。舌炎、口唇炎、白内症の予防にも。
健康な髪や爪、肌を作ります。解毒作用もあり。
不足すると小鼻の回りに油がにじみでてくるようです。
肉類をあまり捕らないひとは、納豆を毎食1パックは食べるといいようです。
B2は脂肪の代謝にも深く関与していますので、ダイエットをめざしている方は、是非多めに捕って見て下さい。たくさん摂取してもかゆみ等が出る程度です。
糖尿病にもB1と同時にB2を多めにとるといいようです。
B1、B2、B6が不足するとナイアシンの合成能力不足となる。
捕りすぎは糖質の処理能力不足をきたすおそれがあるようです。
欠乏症はペラグラと言って紫外線にあたる顔や皮膚に炎症がおき皮膚、胃腸、精神に障害がでます。食欲減退、口角炎、不安感などの症状もでます。普通の食事を捕っている限り不足は無いはず?らしいです。
歯肉のただれ、舌が赤くなる、口角炎、口臭などがでたら不足を疑う。
不足すると、口内炎、舌炎、脂溶性皮膚炎(小鼻の回りに油が浮くなど)、皮膚炎、湿疹、じんましん、虫歯、貧血、つわりがひどい、胃腸がただれる手足のしびれ、足がつるなどの症状がでます。
神経伝達物質の合成や抗体、赤血球の生成に関与。
B2不足でB6の働きが妨げられ、また、腸内細菌で合成されるため抗生物質の服用が長い人や、妊娠中は欠乏しやすい。
脂肪肝の予防や治療にも使われ、お酒をよく飲む人は積極的に摂取するといいようです。でも、一日に200mg以上もとると精神障害が心配。
動物性食品にしか含まれていないため、菜食主義のひとは欠乏症となる。
B12はコバラミンとも言われ、胃から分泌される蛋白質の一種がないと吸収されません。胃を切除したひとは、サプリメントなどで積極的に摂取しないと不足します。
体内では葉酸とともに赤血球の生産をします、神経細胞内のたんぱく質や脂質、核酸の合成を助け、神経系を正常に保ちます。
不足すると、神経過敏、落ち込み、記憶力、集中力減退、舌の炎症、味覚低下、動機、息切れ、貧血、食欲不振、消化不良、下痢などの症状が表れます。
口内炎は、
1、口腔内に異常がある場合。
熱い物、刺激物を食べたとか、粘膜をかんでしまったとか、薬剤などの刺激に依る場合。
2、カゼ、気管支炎、肺炎、ジフテリア、結核などの感染症がある場合
3、ガン、白血病、血液疾患、糖尿病などの代謝異常がある場合
4、暴飲、暴食、不摂生、栄養不足、ビタミン不足、薬物長期服用、など体調不良、体力減退などを示す症状でもあります。
多くの場合は、不摂生や偏食によるビタミン不足がその原因のようです。
口内炎にかかり安い人の場合は、一度上記の病気の診察を受けることをお勧め致します。
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