増え続ける、糖尿病と肥満

ヘルスリサーチレビュー
「健康と栄養の最新知識とその重要な役割についての情報提供月刊誌」
3月号Volume4, No.3より翻訳


 ジョージア州アトランタにある疾病予防センターが米国糖尿学会誌で発表した調査によると、米国人は過去に無いペースで糖尿病患者が急増してるとの事。食生活と運動不足が肥満を増やし、結果糖尿病につながっている。

 国立慢性病予防センター(CDC)によると糖尿病と診断された数は米国で1999年は6%増え1,600万人でした。成人の間では1990年から98年にかけて33%も糖尿病患者が増えた事になります。約80万人の新しい糖尿病患者が毎年増えており、現在死因の7番目となっています。

 CDCのAli Mokdad博士によると肥満と糖尿病患者の数は正比例して伸びており、喫煙者と肺ガンの関係とそっくりだといいます。1991年から1999年の間で肥満患者は57%増加しています。1年間で5.6%も伸びています。

 CDCは又、近い将来の糖尿病患者の激増の心配に警告を発しています。20代〜30代にも糖尿病患者は増え1990年から1998年の間で70パーセント増えました。内分泌専門の学者であり元アメリカ糖尿病学会会長でもあるニューヨークのベスイスラエルメディカルセンターのGerald Bernstein博士は2025年迄に控えめに見て、3.5%ずつ増えるとして、5,000万人のアメリカ人が糖尿病になるという予想になります。実にアメリカ人の5人か6人に一人の割合です。

 対策は各団体が提唱するように、運動と食事です。低カロリー、低脂肪、高繊維食を心がけて下さい。多くの人が一日に必要なカロリーは1,000キロカロリーです。しかし一般的なアメリカ人の食事の1日のカロリーは2,500にもなっています。多くの人は1,000キロカロリーでも体重が増える事があります。



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