フィラデルフィアのMonell Chemical Sensesセンターの研究者は母親の食べるもので生まれてくる子供の食べ物の好みが決められている事を研究発表しました。
母親が妊娠中又は授乳中に食べる物でその子供の食べ物の好みが決定するとの事。
この実験に参加した女性は3つのグループに分けられました。
グループ1では出産3ヶ月前に連続3週間、300mlの人参ジュースを週に4回飲みました。
又、授乳期始めの2ヶ月も同じ事をしてもらいました。
グループ2は妊娠中は水を飲んでもらい、授乳中は人参ジュースを飲みました。
グループ3は妊娠中も授乳中も水のみを飲んでもらいました。
産後、4週間後シリアルを子供に見せ、ビデオにその様子を取り観察しました。
結果は想像とおり、人参ジュースを与えられた子供は人参の香りのするシリアルを良く食べたのです。
これらの実験から妊娠中、産後に母親の食事の影響が子供に出るという事がわかります。
妊娠している母親は真剣に子供の事を考えバランスの取れた栄養価の高い、良い食事をする事が大切です。
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