(この記事は、米国LPI社のヘルス・リサーチ・レビューという健康新情報紙を翻訳したものです。)
フィンランド研究チーム発表
フィンランドの研究チームがアメリカ糖尿病研究会で重要な発表をしました。
糖尿病 のタイプ2の危険度を落とすには、低脂肪の食生活と、ウエイトリフティングの運動が効果的であるという事でした。
タイプ2の状態では、ブドウ糖や糖が血中で増える事が起きてる状態です。
原因は体が十分なインスリン(ホルモンの一種でブドウ糖を処理して細胞に送り込む作業をするもの)を生成出来なくなる事から起きる場合もあります。
これは一般的に「インスリン分泌減少症」と呼ばれています。
他の原因は、細胞そのものがインスリンに対して反応しなくなる事もあります。
これは一般的に「インスリン妨害症」と呼ばれます。糖尿病は盲目になったり、腎臓病や心臓病、循環が悪くなる事で手足を切断する必要がでたりと、大変恐ろしい事になりかねない病気です。
今回フィンランドの研究チームが1993年から1998年の間、522人の糖尿病では無い高齢で肥満気味の人を使って長期的な研究を行いました。フィンランド、ヘルシンキにあるナショナルパブリックヘルス研究所の教授、Dr.
Jaakk Tuomilehtoは彼らを対象に、低脂肪食事とウエイトリフティングを実行させ研究しました。
半分くらいの人は、徹底した食事制限と繊維質の高い食事を取らせウエイトリフティングも加え指導し、エアロビック運動はさせないようにしました。
エアロビをさせなかったのは、ブドウ糖は筋肉内で燃焼するからです。
ウエイトリフティングがブドウ糖を燃焼させるのに向いているからです。
実に6割近い人が素晴らしい改善を見せました。
83人の糖尿病タイプ2に属する人のうち5年間上記のプログラムを実行した結果57人が素晴らしい結果を出しました。
脂肪分や、炭水化物や砂糖が問題であってカロリーでは無いという事です。
(この記事は、米国LPI社のヘルス・リサーチ・レビューという健康新情報紙を翻訳したものです。)
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