99-12-06 | 収蔵滾石歌手 成本大家攤 | |
中時電子報 | ■CD市場の景気が低迷しつづける中、ロックレコードは支出を抑え始めました。 これまで大盤振る舞いしていた各種の「オマケ」にコスト分担の概念を適用し 始めるばかりでなく、新曲発表会や祝賀パーティーを豪華なホテルや大会場では なく、お金のかからない場所で行うようにして、利潤を増やそうというのです。 「コスト分担」は国民的歌手である周華健の最新アルバムから実施され、 並装版の包装の他に、999NT$の「超豪華版」を発行します。海賊版をおさえ こむために、一般の歌手が価格を下げて薄利多売に向かうのに比べて、高級 路線を狙う周華健はとりわけ注目をあつめています。 この999NT$の豪華CDは、アルバムの他、壁掛け式のCDケース、オリジナル Tシャツ、腕時計、携帯ストラップとオリジナルカレンダーが含まれ、従来のオマケ 戦略よりもおおいに質が向上しています。これはマーケットが大変不景気であるに もかかわらず、1万セットを発行して消費者の反応を試すためです。 続けて消費者の嗜好を観察するために、ロックレコードは間もなく発行される蘇慧倫、無印良品、任賢齊のアルバムも、並装版の他に限定版の高価なアルバムを 発行します。しかし新人は豪華戦略の適用範囲外となります。 (中略)今年6月に、ロックレコードは「明星商品事業所」を開設し歌手のキャラクター商品を開発します。手始めに徐懐トのYUKI人形が発売され、将来カバンやステーショナリーなどの学生用の商品も発売する予定です (後略) #台湾や香港で発売されるCDは、たった一枚でいいはずなのに、なぜかわざわざ2枚にわかれていたり、変わった装丁で妙にかさばってみたり、扱いに困ることがしばしばあります。海賊版への対抗策に苦慮しているのはわかりますが、たくさんCDを買いたい場合は「附送3CD!」なんてことになると、旅先で帰りの荷物の重さを考えるだけでげんなり。おまけはVCDだけでいいんですけどねぇ。さらに豪華路線を狙うなんて...。一体何を売りたいのでしょうか。 |
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99-10-27 | 任賢齊 揮棒一条龍 | |
(大成報) | ■任賢齊は野球少年に変身し、コマーシャルソング「一条龍」を 歌いました。 各地でひっぱりだこの人気の任賢齊は、「金龍旗」のコマー シャルを撮影するために、やっと三日間の時間をさいて (中国から)台湾に戻ってきました。もともと学生時代に少年野球の選手だった彼は、今回マウンドに戻ることができて興奮を隠せないようです。小齊はわざわざユニフォームのことに触れ、このユニフォームを着るのは特別な感慨があるといいます。なぜならそのユニフォームの背番号1は彼が大好きな王貞治の背番号だからです。 小齊は小学生の頃少年野球チームに参加し、(芸能人になってからも)芸能人で組織している「太陽星系野球チーム」にも参加していました。今回の金龍旗のイメージキャラクターとして、優秀な選手を養成することの重要性を訴え、コマーシャルに出演するだけでなく、テーマ曲の「一条龍」を歌います。 目下のところ「笑傲江湖」の撮影に忙しい小齊は、大陸の四川省のファンが過熱し、「サイフ紛失」の烏龍事件や、報道されなかった「ひったくり」ような危険な事件に遭遇するなど、四川省での撮影については、面白い話が尽きないようです。 もともと四川省のファンたちは、北京のように頻繁に撮影がおこなわれるのに慣れていないため、彼らが行くところには黒山の人だかりとなりました。あるとき、彼が食事をしに出かけるために、ファンにみつからないように、二日間かけて周到にルートを考えたものの、結局はレストランの外は野次馬でいっぱいになってしまったこともありました。 夜もファンがホテルの外にはりこんでいたのですが、彼らが窓の外からこっそり覗いているのにきづいて、驚いて目を覚ますと、「目を覚ましたぞ、早く写真とれよ!」と興奮して言うのです。これは一番ひどい事件でした。 |
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