2004年2月22日 小樽
 

       
 
 2月22日は猫の日。
 ということで、小樽のギャラリー「あとりゑクレール」で
 開催されているという”猫祭り”を見に、小樽まで足を伸ばしました。

 札幌からJRで約30分。 昼過ぎに小樽駅に到着。
 小樽駅のホームの灯りには、名物のランプが使われていました。
 柔らかな光にほっとします。
   
 ギャラリーへ行くためのバスを乗り違えたことに気がついたのは
 トンネルをくぐった時でした。 前に来たときはトンネルなんか
 なかった・・・! 水族館の少し手前で降りて、逆方向に戻る
 バスに乗り換え。 
 
 バス停は海辺のすぐそば。←こんな景色のところです。
 鉛色の海と、湿った雪、そしてたくさんの海鳥とカラス。
 
 バスがすぐに来て良かった!!ロードムービー的には寂れた
 雰囲気で絶好の景色でしたが、実際にこの中で長時間
 立つのは無理〜、嫌〜。

 
 
 坂の上の「あとりゑクレール」

 ギャラリーには猫の写真や、猫をモチーフにした絵や
 手芸作品がたくさん並べられていて、そして何より猫好きの
 人たちが悪天候にもかかわらず大勢つめかけていました。

 猫写真は、じっくり見ると、そんじょそこらの猫雑誌の
 投稿写真よりずっと面白いものばかり。マオの写真を投稿しても
 全然太刀打ちできなかったでしょう。

 私は猫と小さな女の子の白黒写真に投票したのですが、
 結果はどうなったでしょう。
  
 

 
   
 海猫屋

  猫祭りだからというわけでもないのですが、小樽といえば
 なんとなくココに来てしまいます。

 ココナッツベースの白いカレーが美味でした。
 でも、辛いですよといわれたわりに全然辛くないのです。
 辛いもの好きの私としては少し残念でした
 
 この後、猫舎の品物がおいてあるお店に行き、見事な
  猫雛に感心。しかし、お財布のひもはしっかり。 
     
 帰り道、旧日本銀行小樽支店を改装した「金融資料館」に
 立ち寄る。
    
 資料館としてどうか?といえば、ちょっと物足りず。
 展示の内容は今ひとつわかりにくくて、会場の配置も
 なんだか変。 支店長室や窓口はそのままにしておいて
 椅子に座らせてくれるというのでも良かったのに。
 一億円分の白紙の束を持ち上げてみましたが、意外と
 軽いもんです。
 これなら旅行カバンに詰め込んで逃げることもできる?!
    
    
  さて札幌に帰ろうと、駅に戻ったら電光掲示板に”雪害”の文字がババーンと光っているではありませんか。ま・・またか。 _| ̄|〇

 
確かに雪が降ってはいたけど、それほどとは・・。
電車はいつ来るかわからないという。
高速道路も閉鎖。
 
仕方がないので宮の沢行きのバスに乗る。
結局定刻の約30分遅れで宮の沢へ。 

北海道の人は、あきらめが早いとか、闘争心があまりないとか
よく言われるようですが、雪害とか自然災害みたいなもので
いちいちカッカしても仕方ないですからね。
自然とあきらめる習慣もついてしまうのでしょう。

吹雪とはいえ道路の雪はどんどん溶けていました。
春はもうすぐそこです。