区議会交通網・都市整備調査特別委員会に日暮里・舎人線沿線開発促進協議会と都区協議会が今年度策定した「日暮里・舎人線沿線開発計画」が報告されました。 この計画は日暮里・舎人線の開業に向けて、乗降客の確保、経営の安定化を図る目的で策定されたものですが、地元区民にも大きな関心事であるため報告するものです。 沿線開発の基本的な考え方については
@地区環境整備計画を基本として進める。 A開通後のバスネットワーク計画 B都市景観、観光、産業経済、まちづくりなどの施策を集合する。 C住民参加、企業参加のシステムを明らかにする。 D舎人公園、荒川・隅田川河川敷の活用を図るというものです。 計画では3つの課題をあげています。第一は定住人口の増加、第二は昼間人口の誘致、第三は駅勢圏の拡大となっていますが、具体的には次のような計画が提案されています。 〇地区計画による用途地域の見直しー良好な住宅環境の整備促進で約8300人の人口増加を見込んでいます。 〇舎人公園の整備と活用ー舎人公園の観光名所化として、桜の植樹計画(下図参照)スポーツ施設の利用促進、イベント開催舎人公園内交番設置、沿線の大規模用地の活用による大学専門学校の誘致、北足立市場、足立流通センターの活用などとなっています。 〇拠点駅の整備 見沼代親水公園駅、江北駅、高野駅、足立小台駅は区内の拠点駅となっていますが、見沼代親水公園駅については、埼玉県方面からバス路線を4方面から新設するとしています。
バス路線の新設整備の計画ー草加駅(東武線)鳩ヶ谷駅(南北線)南鳩ヶ谷駅(同上)となっています。さらに区内東西方向へのバス路線の整備となっています。 ○駐車場、駐輪場の整備 駐輪場についてはすでに整備計画が示されています。 〇都市計画道路の整備 未整備道路の整備促進となっていますが北足立地域では今回はありません。 〇広報活動 駅名の公募、沿線ガイドマップの作成、日暮里・舎人線広報誌「新交通がやってくる」の紙面の充実などがうたわれています。 区民のみなさんのご意見をぜひ、お寄せください。
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