6月6日、日暮里・舎人線のシルバーパスの適用を求める区民の代表ー市井眞一(舎人5丁目)さんらは日本共産党の渡辺やすのぶ都議の紹介で、東京都交通局を訪れ、要望書を提出しました。 はじめに代表の市井眞一さんは要望の要旨をのべました。 平成19年度開業に大きな期待が寄せられている日暮里・舎人線については二度にわたって延期がされているが19年度開業はまちがいないのか。 同時に開業後、高齢社会に対応して、施設のバリアフリー化はもちろん、シルバーパスの適用、都営バス並みの低廉な運賃設定など、地域住民に利便性の高い交通機関として運営されるよう要望すると述べ、地域住民署名2215名分を手渡しました。(写真)
対応した東京都地下鉄建設株式会社の建設部長らは「現在の事業進捗状況を見ると下部・支柱工事全238基については、完了あるいは工事着手済みであり、桁工事についても総延長9,820mのうち、8,472mが完了及び工事中です。 また、駅舎は13駅は既に工事の発注がされており、平成18年度完成目指し進められている。バリアフリー(エレベータ・エスカレータ等の設置)についてはすべて対応済みです。」と答えました。 渡辺やすのぶ都議は「経営の安定性や区民への利便性を確保するためには運営主体を東京都交通局が行うことが求められていると考えているがどうか」と主張しました。 これに対して同総務部長は、現段階では運営主体については検討中でなんとも言えない。」 と答えました。 その後、懇談が行われ、「自動運転で駅舎に人がいなくて安全性は確保されるのか」「新交通システムは雪に弱いことが指摘されるが風にはどうか」などの質問がかわされました。 自動運転については「ゆりかもめ」で実施されており、試行運転中に充分点検をおこない安全性を確保したい」「風については風速25mを超えた場合は運行を停止することが安全基準で定められている。」と答えられました。 |