富士山


L:大山、曽根崎、松野、坂野、小池M



12月8日(日) 晴れ

水ケ塚からの2回目の挑戦。昨年はメンバーの体調不良で七合目までで下山。

駐車場に少し早く着いたので1時間くらい仮眠して出発。ヘッドライトで樹林帯
を登り、3ピッチ目で樹林を抜けて宝永火口の縁を行く。足元がざらざらで歩き
にくい。

六合目。すごく寒くてダウンを着込む。曽根崎氏が体調不良を訴えここで待機と
なる。

昨年と比較して雪がない。新七合目で日の出を拝み、元祖七合目でアイゼンを
装着する。


眼下はまさに海のように雲海が広がり上空は快晴。日が出るととても暖かく、風
もそれほど強くはなく、小屋の前での休憩は平和そのもの。日が当たらず小屋の
陰に入っても風が強くて寒かった吉田口登山道とは比較にならないくらい快適。

富士宮口登山道、最高!


九合五勺の小屋から山頂の鳥居が見えた。天気もいいし、雪も少ないし、登頂は
疑いない。ちょっと条件が良すぎるような気もするが…。


鳥居の手前でピッチを切って、六合目の曽根崎氏と連絡を取る。耳を疑う情報が
入る。中央アルプスに行っている会員が行方不明とのこと。

標高は3700mを越えたところ。こんなこともあるんだなぁ〜と、鳥居を振り返って
下山にかかる。下山途中で曽根崎氏より、行方不明の会員が見つかり、無事との
連絡あり。脱力…。

六合目は日当たり最高で、風もなく、休憩したら動きたくなくなる感じ。朝はあんな
に寒かったのに。下山に取りかかり、標高を下げると雲海の中は天気が悪くて
今にも降り出しそうだった。長い下山、足の指にできたマメも潰れてやっとの思い
で駐車場に辿り着いた。


2:23 水ケ塚駐車場 〜 5:24 六合目 〜 8:26 八合目 〜 10:04 九合五勺 〜
10:51 休憩、引き返し 〜 12:58 六合目 〜 15:12 水ケ塚駐車場