将棊ノ頭山〜木曽駒ヶ岳


L:世田、非会員(元会員)、大山







10月31日(土) 晴れ

朝に浜松を出発。途中に寄ったコンビニで、リーダーと元会員のテンさんが朝から持参したお酒に
ついての酒談義をしている( ̄□ ̄; 同じ土俵には乗れないが、自分も頑張らねば!

桂小場の登山口から出発。出発時はかなり寒かったが、登るにつれ身体が温まる。秋を踏みしめ
ながら樹林帯を登る。




途中、かなり早い段階でテンさんが、今日の目的地の西駒山荘を稜線上に見つけるがため息が
出るくらいに高く遠い。大樽避難小屋から気合いを入れて急登を登る。胸突八丁を登り切って
稜線に抜ける。

天気はいいが雲が多くあまり展望は良くない。将棊ノ頭山は巻いて西駒山荘へ向かう。冬季小屋
を利用予定だが、入口に、窓から出入りするように書いてあり、素直にそれに従い小さな窓から
苦労して中に入る。




水場を心配していたが、ぎりぎり細い流れがあり水を確保できた。もう少し気温が下がれば凍結
してしまうだろう。冬季小屋の入口は、ちゃんと戸が開き、窓から出入りする必要はなかった。

利用者は自分達だけで気楽だったが、この時期の小屋は寒く、シュラフに足を入れての小宴と
なった。


(タイム)

8:28 桂小場〜11:05 大樽小屋〜13:45 西駒山荘




11月1日(日) 晴れ


恐れたほどの寒さにはならず、よく寝れた。朝から具だくさんの煮込みラーメン4人前を3人で
平らげて元気に出発する。今日は雲が取れて槍ヶ岳がくっきりと見えた。




噴煙を上げる御岳も見え、複雑な思いで見つめる。やがて、『聖職の碑』の遭難記念碑に至る。
思ったよりも大きな石に文字が刻まれており、当時の関係者の方々の思いが偲ばれた。




馬の背の辺りは風が強く、冬を意識させる冷たさだった。山頂手前の急登を登り切って木曽
駒ケ岳に到着。




風があって寒いので、休憩もそこそこに宝剣山荘の方へ下る。千畳敷の方から登って来た
人たちが身軽な格好で木曽駒へ向かって行く。宝剣山荘から標識に従いカール地形の中を
下って行く。途中にある沢は凍結していた。




濃ケ池も凍結していた。葉は落ちていたがナナカマドがたくさん生えていて、この辺りは
紅葉がきれいだろうなぁと思った。




元の稜線に戻り、将棋の頭山に登って西駒山荘に戻る。途中にあった天水岩の涸れないと
いう噂の水も凍っていた。

下山後の温泉は、伊那の大芝の湯(500円)。


(タイム)

6:21 西駒山荘〜8:21 木曽駒ヶ岳〜9:00 宝剣山荘〜10:18 濃ケ池〜11:34 将棋の頭山〜
13:50 大樽小屋〜15:44 桂小場