三峰川





7 月 22 日〜24 日

メンバー:廣瀬、犬山、宮本




7 月 22 日 晴れ後雨後曇り

09:15 岩入り集落 P
13:30 三峰川第二発電所
14:40 三峰川第二発電所
16:00 大曲ゲート
16:30 巫女淵中間地点 テン場

岩入り集落ゲート前は 8 台程の車が停まっている。
ゲートがあると思しき場所は、沢の増水による災害復旧工事中で立ち入り。
ゲートから三峰川第二発電所までは特に問題の無い林道。
西側斜面の林道は、午前中は日陰で過ごしやすい。また途中斜面から湧き水
が豊富。
三峰川第二発電所に到着直後、激しい夕立に遭い 1 時間休憩。
大曲にはゲートがある。
そこから、沢の両岸は切り立ち、巫女淵になる。
ゲートから早々、林道は土砂の押し出しにより寸断される。そこにモンキー
バイク、電動自転車が合わせて 6 台程停まっている。
巫女淵は所々に淵や滝があり、遡行も可能かと思われる。
巫女淵途中で時間切れとなり、落石を避けれそうな場所をテント場とした。
なお、昼に降った雨により沢が濁流になっていたが、18 時頃には濁りは取れ
た。


7 月 23 日 晴れ後雨後曇り

07:00 テン場
08:00 荒川出会い
10:30 取水ダム
16:30 柳沢、兎台谷中間

テン場から大黒沢出会いまでは、土砂の押し出しや、山抜けにより所々林道
が大きく崩壊し、沢沿いまで下りて先に進む。
大黒沢出会いには橋がかかり右岸に渡る
そこから林道を進むが、倒木の混じった土砂の押しにより進み辛い。
川幅は広く河原状なので、早めに入渓したほうが賢明だと思われる。
取水ダムで水は殆ど取られて、一旦沢は無くなる。
地図には、取水ダムから、尾根を越えて三峰川第二発電所に行く登山道が記
されているが発見できなかった。
取水ダム上流に砂防ダムがあり、30 分程歩くと沢登りスタート。
沢は広い河原状、渡渉も全く抵抗が無い。
釣り師の話では、例年より水量が少ないとの事。
柳沢手前は増水跡の台地が多数あり、テント好適地。
この日も激しい夕立に遭い、メンバーでタープを被り 1 時間程度休憩。
柳沢、兎台谷中間の台地で幕営。


7 月 24 日 晴れ時々雨

06:00 柳沢、兎台谷中間
10:45 大千丈ヶ岳方面二俣
11:45 2422m コル支流出会い
12:45 稜線
19:00 柏木集落

小横川、柳沢中間からは、沢が狭まったり、広くなったりを繰り返す。
兎台谷からは大仙丈ケ岳方面の二俣までは、岩のサイズが大きくなり、よう
やく沢登りらしくなる。
また、この区間には小規模ながらテントが張れそうな平らな砂利の台地もあ
る。
大仙丈ケ岳方面の二俣からは、川幅も狭まり、倒木の処理に苦労する。
本流と 2422m コル支流出会いからコルを目指すが、一気に標高を上げ、水が
消える。
針葉樹の低木を含む樹林帯を進み、徐々の進路を東にとると突如川の音がし
コケに覆われた沢が現れる。
2736m から延びる沢筋の水と思われる。
緩めの斜面を、藪漕ぎする事無く 2422m 付近の登山道に出る。
長い地蔵尾根を下り柏木集落に出る。
犬山が先行し、岩入に置いた車を取ってきて貰った。

【廣瀬(記)】