堀田リーダーのラッセル山行に前日に申し出て入れてもらった。 途中の山道が凍結していたため、慎重な運転であららぎ高原のスキー場まで。道路も凍結していて 歩くのにも気を遣う。リフトが動く前の人のいないゲレンデの隅を歩いて登山口に向かう。 登山口を入ってしばらくは白樺林の中を歩く。天気も良くて青い空に白い幹がきれいに映える。 1ピッチ目は堀田リーダーが終始先頭でトレースをつけ、2ピッチ目から交代で先頭を歩く。 新人が2人いたので、雪が深くなっても敢えてつぼ足歩行をひと通りやってから輪かんを履く。 交替でラッセルし、適時、堀田リーダーより新人にアドバイスが入る。 最初は振り返ると南アルプスが見えて歓声が上がったが、標高を上げると前方に雪雲のような ものが出てきた。1724ピークを過ぎ、前方が開けて堀田リーダーから「あれが大川入山」と示 された方を見て「遠い!」と声が上がる。 1860m付近で大川入山に向きを変える辺りではすっかり雪雲のなかに入ってしまう。鞍部を 過ぎて登り返して行くにつれて周囲の木々は霧氷に覆われ幻想的な世界になっていく。同時に 風も強くなる。 山頂部は残念ながらガスで真っ白で視界なし。治部坂側から登っている花村Pがいたらいいな♪ という期待も風の吹き渡る誰もいない山頂の前に消えてしまった。 それでも新人の宮本さんはすごく嬉しそうだからよかった。 帰りは自分たちのトレースを辿って下山。最後の1ピッチはヘッドライトを点けての下山となった。 <タイム> 7:51 駐車場 〜 8:28 登山口 〜 12:40 1860m分岐 〜 13:51 大川入山 〜 17:22 登山口 〜 17:54 駐車場 |