納車後3ヶ月後のアルファ156のインプレッション
私のアルファ156は既に納車後3ヶ月以上を過ぎ、ますます快調。7000km以上走った。そのインプレッションです。
エンジン
アルファの傑作エンジンとの評判が高いV6 24Vエンジンは益々快調。7000rpm まで回してもそれ以上どこまでも回りそう。しかし、6000rpm以上では、少々スムースさがなくなる印象。エンジン音も快音を奏でるのは、初期と同じ。ただ、6速2000rpm 付近でアクセルをがばっと開けると、どこかに空気が漏れるような音がするが、これはディーラーで聞くと、吸気音で特に異常ではないとのこと。
燃費
燃費はお世辞にも誉められたものではない。高速で10km/L、比較的空いている一般道で8-9km/L、市街地では7km/l、渋滞が多い市街地では6km/lを切ってしまう。これまでの平均は7.7lm/L。2.5Lのエンジンということを考えても、これは少々不満。しかし、これは6月に乗り始めて9月までの約3ヶ月の夏場の燃費なので、この暑い時期を過ぎれば、あと1km/L程度の燃費向上が期待できるかもしれない。そうすれば、我慢できる程度の燃費となる。とはいっても、前車のレガシィグランドワゴン2.5Lは、ATであったが、夏場でも6km/Lを切るようなことななかったので、やはり、この燃費は不満である。
エアコン
アルファ156の数少ない欠点のひとつにエアコンの効きの悪さがある。特に炎天下のエアコンの効きの悪さは、要改善である。しかし、これもちょっとした工夫で改善が可能である。アルファ156にはエアコンの吹き出し口がたくさんあって、人の体にに直接風が当たらないように工夫されている。これがエアコンが冷えないと錯覚するのでは?とも思うが、私は以下の方法で使っている。まず全ての吹き出し口を締め切る。次に丸い吹き出し口を人の方向に向ける。エアコンの風量を最大にする。これで、ほとんどの場合は冷えないという不満はなくなるはずである。
ハンドリングと乗り心地
ハンドリングはこの車に体が慣れたのか?初期のような感動はなくなったが、やはり乗る度にこの車にして良かったと思う。何と言っても、乗っていて楽しいし、気持ちが良い。それから、当初はかなり堅い乗り心地で、少々の段差でもきつい突き上げを伴ったショックを感じたが、7000km走って初期の堅さがなくなり、現在の状態は非常に好ましいダンピングが効いたやや堅めの乗り心地。個人的にはもう少しストロークがたっぷりしたサスペンションが好みであるが、これはこれで絶妙のバランスといえる。トヨタの高級車(高額車)などは、なんとなく雲の上に乗っているような不思議な感触で、これは別の意味で評価できるが、私にはなんか納得できない。いろんなことを考えても、アルファ156はこれまで乗った車の中で最高の車のひとつだといえる。
故障・トラブル
不思議なくらい故障やトラブルはない。マイナーなトラブルだけである。最近のイタ車は、信頼性が上がった、ということか?まあ、3ヶ月ではまだまだだが・・・