アルファ156とは?


アルファ156インプレッション

エンジン

私のはV6 6MT ですが、これがすばらしい快音を奏でます。こんなエンジン、これまで経験したことがありません。3000rpm付近からロッロッロッロッ、4000rpmを越えるとこれが高周波に変わるとともに吸気音がシュワッワッワッワッと加わり、さらに回すとグォーーーンとなります。アルファのエンジンは音がすばらしいと聞いていましたが、正直なところこれ程だとは思ってもいませんでした。つま先から脳天に突き抜けるような感じです。わずかに2000rpm付近でさえ、エンジンからそれなりの鼓動が聞こえます。多くのエンジンはただ回っているだけ、パワーをひねり出しているだけ、といったところでしょうか?(レガシィのことではありません)。 アルファ156は、窓を閉めてもエンジン音は良く聞こえますが、この車は是非窓を開けて音を聞きたいのもです。なんともすばらしい音を聞くことはできます。ただ、アイドリングの時の音はファンの音が大きすぎて、これは改善して欲しいですが、室内ではこの音は気になりません。

エンジンルームいっぱいのV6 エンジン。

ところで、バッテリーの交換は? 素人には不可能? うーん、これはちょっとたいへん

ハンドリングと運転席周り

上から3連メーター(水温、アナログ時計、燃料)、オーディオ、エアコンコントローラー

2連メーター。視認性は良好。260kmまで刻まれている。CGのテストでは230kmの最高速とのこと。運転性周りはシンプルで、国産の上級者のようになんでも付いていて、何のスイッチ解らないようなことはことはない。でも、必要最小限度のものはついているので、困らない。

非常に気持ちよくハンドルが切れ、思った方向にスパっと進めます。ステアリングの剛性感もすばらしい。いまどきの車で、高速道路をまっすぐ走らない車は存在しないが、高速道路の直進性もすばらしい。高速安定性は、4WDのレガシィも極めて高水準だったが、156でも、ぬえわkm出しても100km程度で走っているのと精神的ストレスはほとんどかわない。しかし、わだちは良く拾う。 205/55/R16という扁平タイヤを履いた車に乗ったことがなかったので、まあこんなものかもしれない。それから、着座位置が少々高めなので、車の重心が高いように感じるが、実際はどうなのか? しかし、この車にも欠点があってロックツーロックが2.2回転とうのもびっくりだが、最小回転半径が5.8m、これでは小回りがまったく利かない。狭い交差点などでウリャーとハンドル切ってもオットットてなかんじで回りきれないことがある。ちなみに、ツインスパークモデルは5.6mでもう少し小回りが利くが、この程度では50歩100歩。とはいっても、レガシィグランドワゴンの回転半径は5.6mであったが、オーバーハングがレガシィよりも短いので、狭いところには入って行きやすい。


スタイル

スタイルは個人個人でそれぞれ好みがありますが、誰が見ても他の車とは違うことはわかるスタイルがすばらしい。個人的には後輪より後ろは普通だが、フロントから後輪までのスタイルは98点くらい。


シート・運転ポジション

前席はまず申し分なし。momo社製の皮シートもこれまで乗ったどの車よりも座り心地がよい。お尻の形状にも良く合っていて長距離を乗っても疲れにくい。しかし、試乗車で乗った、サーブ9-3のオプションの皮シートはたいへん上等で、この皮の電動シートは前後の角度まで変わり、これが助手席も同じ感動もの。座り心地は甲乙付けがいがサーブのものが優れているとの感想でした。後席はまずます。しかし、ヘッドクリアランスが少々辛い。頭をかがめるほどのこともないが、着座位置もやや低めで前席優先の思想のよう。

運転のポジションは、シートの調節、ステアリングのチルト&テレスコピックで、ちょんとしたポジション取れますが、左の肘掛けがなく、右はドアが少々遠いので、両腕を休ませることができないので、腕はけっこう疲れる。


アルファ156の故障・トラブルについて

いろいろ取り出さされているイタリア車のトラブルですが、今のところ大きなトラブルはありません。クラッチベダルからオイル切れでキィキィ音がするのと、助手席ドアから走行中にカサカサと音がすること、ハイビームの片方がアサッテの方向を向いていたことくらい。オイルの減りもほとんどなくひと安心。いろいろな情報によると動かなくなるようなトラブルはまずないそうです。


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