カートン(Carton) Or6mm

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今となっては古典的なオルソ(プローセルかアッベかは不明)なので,覗き難いことはさておいて,その像質はたいへん優秀,シャープネス,コントラストとも申し分なし。これは上質なマルチコートと丁寧な内面の艶消しも効いていると思う。惑星用には価値があるアイピースだ。素晴らしい。見かけの視野は50度程度で,通常のオルソと同じかやや広いようだ。これは,お気に入りの逸品。もともと9000円が定価だったと記憶している。私は 1800円の特価放出品を購入したが,当時は広角ハイアイのアイピースの方がお気に入りで使用することもなく,オークションで放出したが,結局,シンプルな構成のオルソが惑星や二重星には最も適しているとの結論に至り,このアイピースをオークションで入手した。いったん手放して再度入手したアイピースにはこの他に同じくカートンのGEN28mmがある。

ミード

25cmSCT

400倍超で,この倍率ではなかなか高性能を発揮できないが,気流の良いときには,アンタレスの伴星も余裕で分離。色の対比が素晴らしい。惑星も良く見えるが,8cmと変わらない日の方が多いかも?要はシーイング次第。ディープスカイはさすがに口径だけのことはあり,球状星団は倍率を上げていくと,個々の星に分離するようになり素晴らしい。また,比較的高倍率でも見応えのあるや惑星状星雲も得意な対象。

20cmF8

ニュートン 木辺鏡

275倍。シャープでコントラストが高く、惑星を見るのに最適のアイピースのひとつ。TVの2Xビッグバーローとの組み合わせ(550倍)で気流の良いときのは土星はAB環の濃淡が確認できた。(エンケは見えず)。過剰倍率と思えるような550倍でもシャープ。驚いた

五藤光学8cmF15セミアポ

200倍。オルソなのでセミアポにはよく適合し、シャープでコントラストの高い像を示す。惑星には上記MH6mmと甲乙つけがたい。たいへんよく見える。

ウイリアムオプティクス

8cm F6.25セミアポ

まったく問題なし。気持ちの良い像が得られる。ただ,木星を見ると,少し白濁したような印象があるには,この対物レンズの球面収差に依存するものかもしれない。

コロナドPST

実はこの鏡筒との組み合わせが最高ではないかと思う。70倍弱で,太陽の全体が見渡せ,かつたいへんシャープで,迷光が少ないので,Hα光で見る太陽の表面の模様やプロミネンスがコントラスト良く,たいへん良い具合だ。

SYNTA 15cm F8

アクロマート

200倍。木星:色収差が目立ち、コントラストは悪くなり、シャープアさもやや低下気味。土星:ややフレアっぽいが、まずまず。コントラストはやや低下。マスヤマ5mmよりは倍率が下がるので実用的にはこの倍率が最もよく見える。

SYNTA 15cm F8+クロマコア

200倍では余裕のシャープさ。惑星はいずれもシャープでコントラストが高く、高倍率の惑星を見るのに最適のアイピースのひとつ。

Last Update: 2004/08

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