ナグラータイプ2 20mm
像質のイメージはナグラータイプ2の12mmとほぼ同じ。欠点も同様。この20mmは更に大きく重くなり,かなり頑丈な接眼部でないとたわんでしまうほど巨大で超重量級。中にぎっしりレンズ(ガラス)が詰まっていることを感じさせる。これがある意味では高級感と満足感を与えてくれるが,これは使い難いことの裏返しでもある。性能的には素晴らしいものがあったが,やはりこの巨大さと重量がネックになり使用する機会が少なく,タイプ4の22mmを使うことに。もうひとつ決定的な欠点があるが,それはアイレンズが凹レンズになっているため,明るい天体(木星など)を見ると(これは個人差があるのかもしれないが)自分の眼球で反射した光がアイレンズでもう一度反射してかなり収束したイメージのゴーストとなって見えることがある。その他が良いだけに、これはたいへん見苦しく残念だ。結局あまり使用頻度があがらず売却の運命に。 |