カートン (Carton) GEN 16.8mm
総評 |
10.5mmよりも倍率が低くなるが、像質は両者でほとんど差異はないように感じられ、背景は暗く沈んでコントラストも高く視界もクリアだ。ゴースト、歪曲や湾曲はほとんど皆無、フレアもたいへん少なく、かなり丁寧に設計、製造されたアイピースという印象。視界の周辺までシャープさをよく維持し、月、惑星にディープスカイに万能的に使用できるが、視野の周辺では輝星にコマ収差の影響が極僅かに確認できるのが唯一の欠点かも。オルソスコピックをそのまま広角にしたようなアイピースで,ラジアンの原型がここにある、といったら言い過ぎか? でも当時の値段が3万円を超える高級品だったこたから、良く見えても当然かも。中古で見かけたら直ぐ買うべし。間違いなく高性能の逸品。 |
ミード 25cmSCT |
160倍を超えるが,シュミカセとの相性は悪くなく,コントラストがよく、歪曲や湾曲が皆無では視野周辺までたいへんシャープなイメージの星像は素晴らしい。 |
20cmF8 ニュートン 木辺鏡 |
ちょうど100倍で球状星団や惑星状星雲を少し拡大するのに適当な倍率。コントラストがよく、歪曲や湾曲が皆無では視野周辺までたいへんシャープなイメージの星像は素晴らしい。バーロー併用で惑星を見ても破綻なく、素晴らしい像を示す。倍率の色収差も認められない。 |
五藤光学8cmF15セミアポ |
70倍弱。68度の広角なので、対象導入用に使用して、そのままこのアイピースで見入ってしまうことが多いくらい気持ちの良い像を示す。 |
ウイリアムオプティクス 8cm F6.25セミアポ |
ハ |
SYNTA 15cm
F8 アクロマート |
五籐の8cmと同様,対象導入用に使用することがあるが、その像質が気に入っているので、そのままこのアイピースで見入ってしまうことが多い。ナグラーtype4みたいに巨大でないのも使いやすく、なによりアメリカンサイズで細身なのが良い。 |
ハ