9月11日(土)砂町南運河
すっかりご無沙汰状態のチヌをたまには釣ってみたいという思いが脳裏にあり、衝動的に近場の若洲方面に単独釣行しました。
最寄の駅としては新木場駅ですが、エサの購入のため東西線の木場駅で下車。
早速釣具屋さんで、豆ガニを購入しようと店に入るとカニ類は置いていないとのこと。
ガーン!(事前の調査不足の感は否めない)。
”チヌ狙いだったら袋イソメがあるよ。夜釣りにいいんだヨ!”とのことなのでやむなく購入。
(この辺の人たちはカニを自分で採取するのでしょうか?)
せっかく前日会社帰りに”サカサおけ”まで購入し気合を入れて臨んだのに頭からつまずいてしまいました。
ここから11番系統のバスに乗り込み 、南千石橋で下車。
”ガーン!南風がかなり強い。こんな状態で釣りができるのだろうか?”不安が頭の中を過ぎります。
金網の穴があいたところのハシゴを降り、東京ヘリポート方面へ雑草をかきわけ前進!
雑草と打ち揚げられたゴミや流木が行く手を阻みます。
中程に数人の釣り人がおり、その少し先まで進んだところに釣り座を構えます。
早速フカセ仕掛けを準備しPM16時頃第1投。
強風のため仕掛けが思うように前に投入できず非常に釣り辛い状態です。
しばらく投入を繰り返した後、道糸が前にスッと伸びアタリ。
カイズか?と思いきやそんな甘い話はなく中型のハゼ。(ガックリ)
やはり明るいうちはイソメ系統ではキツイ。
風のため波はあるものの一応魚はエサを捕食できる状態のようで、気を取り直して投入を繰り返すと今度は竿先まで伝わる明確なアタリ。
”今度はハゼじゃないゾ!”と期待したも釣れてきたのはセイゴ。
さらに続けてハゼ。
(袋イソメが泣いている…)
その後アタリは遠のき、一旦弱まりかけた風はまた強くなります。
すっかりあきらめかけていた頃、隣の釣り人が小さめの平たい魚を釣りあげます。
バケツにキープしたため、おそらくチンチンクラスが釣れたのでしょう。
時合かと潮止まり前の最後のチャンスに望みをつなぎ、あいもかわらず強風の中、投入を繰り返すと待望のアタリ。
”今度こそは!”と期待してあがってきたのは、またもや痛恨のハゼ。
辺りも薄暗くなり、エサも残りわずかとなったためPM18時納竿。
本日の釣果を反映するかのごとくエンマコオロギの鳴き声が寂しげに響き渡り、早くも秋の気配が感じられます。
釣り人も少なくなり少し寂しくなってきたため、後片付けも早々に退散。
たまに狙って釣れるほどチヌ釣りは甘くありませんでした。
釣行日時
1999年9月11日(土)PM16時〜PM18時
釣り場
東京都・砂町南運河
潮回り
大潮 満潮 5:25/17:57 干潮 11:47/−
釣り方
フカセ釣り:フカセ竿(4.5m),ガン玉B,ハリ:カットチヌ1号
エサ
袋イソメ
本日の釣果
ハゼ×3(リリース),セイゴ×1(リリース)