１０月１０日（日）初声漁港

やっと秋らしくすごしやすい気候になり、せっかくの３連休でもあるので、とりあえず軽く潮風を吸いにノブクンと釣行してきました。
前日の土曜日は長女の運動会があり、すでに暗黙の了解となってしまったビデオ撮影係を無難？にこなしたものの、午後は足が疲れてしてしまいゴロ寝。
夕方モゾモゾ活動を再開し明日の仕掛けを購入すべく釣具屋さんへ。
今回は小物狙いのみのため、近所でも十分間に合うのではありますが、運動会の疲れで下がりきったテンションを高めるべくあえて渋谷の上州屋まで遠征。
せっかく渋谷まで来たので、店内をぐるっと一通りみて目の保養をします。
リールのコーナーで無意識に足が止まります。
”パワーエアロかあ…。欲しいけどチョット高いなア”とため息をついたり、他を色々みているうちに、いつのまにか体も軽くなりテンションがあがってきました。
と、目の前を店員さんが横切ります。
某釣り新聞の”爆釣天国コーナー”で有名な人でした。
縁起を担いで後ろ姿に明日の爆釣を祈願し帰途につきました。

風景Ａ

当日は出発時間を遅らせたことと途中の経路選択ミスで大渋滞にハマッってしまい、ＰＭ１４時前着。
３連休でかつ好天気にも恵まれたため堤防にはすでにたくさんの釣り人がいます。
まずは堤防内側奥の様子をうかがうと、イマイチ活気がありません。
しかも真っ昼間で海は澄んでいるというのに、チョイ投げのアングラーが特大ゴンズイを釣りあげます。
”イカンなあ、三崎にでも行くか”と思いつつも、まずはハラペコなので弁当を食べます。
その後堤防外側を偵察すると今回の狙いでもあったグッドサイズのウルメイワシを釣り上げた人が視界にはいります。
城ヶ島方面も渋滞していたので、とりあえずここで竿を出すことにしました。
ＰＭ１４時過ぎ実釣開始。

風景Ｂ

丁度トリック仕掛けで、ウルメイワシを釣っている地元の人の隣に入り、自分もトリック仕掛けを投入すると早速アタリ。
ウルメかと喜んで竿をあげると残念ながらウミタナゴ。これはリリースします。
隣の人はポツポツとウルメイワシをあげるものの、自分にはまたウミタナゴ。さらに続いてキタマクラとトウゴロウイワシ。
海の中を覗くと、コマセに寄るウルメイワシの魚影が確かに見えるものの、賢いようでなかなか釣れません。
”おかしいなあ～”と隣を横目にみながらタナやトリック仕掛けなどを交換していろいろ試行錯誤したところ、やっと待望のウルメイワシが釣れました。

風景Ｄ

しかし思うようにウルメイワシを追釣できず、たまに群が沸いてきた時だけ、ポツポツと釣れる程度。
ＰＭ１５時半を過ぎるとすっかり釣れなくなってしまいました。

風景Ｅ

夕マズメに再び群が戻ることを期待して、続行するも状況は全く変化せず、時間は刻々と経過しとうとう夕マズメになってしまいました。
”あ～ア。このタイミングでも群が戻ってこない。ダメだコリャ。”

風景Ｆ

それにしても今日は天気もいいし、風も全く無いし、気温も丁度いいし、釣りには最高！
でも釣れない。
こういう日はかえって釣れないことのほうが多い気がします。
あまりにも夕日がきれいなので、記念撮影をしようとデジカメ持って手前のほうにテクテクと移動。
本来であれば、釣りに集中しなければいけない時間なのにむなしい～。

風景Ｈ

釣り座に戻ってくると、”魚が釣れてるヨ”とノブクン。
危なく竿が海に落ちるところだったとのこと。
礼を言ってあげてみると、小型のウミタナゴ。
”たぶんこれが最後の一匹だな。”
ところが、その直後から暗くなるまでのほんの数分間、ウミタナゴが入れ食い。
しかも昼間のサイズより１まわりサイズも大きく、ノブクンや私の隣にいたカップルは大騒ぎ。
しかし不幸にもノブクンは運悪く、一荷できたときにオマツリしてしまい、貴重なひとときの半分を浪費。
かなり悔しそうでしたが、最後に盛り上がったのが唯一の救いでした。
仕掛けの糸が見えなくなってきたとたん、ネンブツダイとコンズイが釣れるようになったためＰＭ１８時納竿。
ウルメイワシは空振りでしたが、久しぶりに快適な気候のもとで釣りをしたせいか、なぜかスッキリ爽快な気分でした。

	釣行日時	１９９９年１０月１０日（日）ＰＭ１４時～ＰＭ１８時
	釣り場	神奈川県・初声漁港
	潮回り	大潮　満潮　5:16／17:16　干潮　11:21／23:38
	釣り方	トリックサビキ釣り：磯竿（４．５ｍ），市販トリック仕掛け（ハリ３号）
	コマセ	アミブロック
	本日の釣果	ウルメイワシ（１５ｃｍ）×１０，ウミタナゴ（１３～１７ｃｍ）×５, リリース（ウミタナゴ小,トウゴロウイワシ,ネンブツダイ,キタマクラ、ゴンズイ等）

風景Ｋ

シンプルに塩焼きで食べましたが、ウルメイワシは絶品でした。
（もう少し数が釣れていれば…）