８月１３日（日）伊東港

懲りないおかず釣り　ｉｎ　台風（スレスレ？…）

シモヤンさん（もはや遙か遠い世界となりつつある学生時代の同期生）と久しぶりに東伊豆方面に釣行しました。
台風９号が一端停滞し動きが遅くなったために決行してみたものの、出発直前から雨が降り出しいきなり不安な出だし。
”いや〜結構雨降ってるね〜”
”こんな中で釣りすんのはツライよ”
”とにかく雨が止んでくれることを祈ろう”


途中、箱根駅伝の第２中継所地点にある釣具屋さんで仕掛けとコマセを購入し、一路東伊豆方面へ。
海の様子が気になり、西湘バイパスにでてから海岸をのぞきます。
”ウ〜ン、やっぱ結構波あるね〜”
暗がりに立ちはだかる不気味な白波が不安をあおります。


熱海港偵察
まずは、熱海港で海の様子を確認します。
堤防側をのぞくと”ドド〜ン！”と打ち寄せる荒波。
堤防には当然誰もいません。
”こりゃ〜ダメだ。危険だよ…”
”港内はどうかな？”
”ここでさえも結構な波だよ”
「台風は伊豆半島の逆側だし、まだ離れているから何とかなるかも」というのは甘い考えでした。
そうこうしているうちにスコールのような雨も降り出し、車に待避。
半ばあきらめの心境でしたが、幸運にも３０分ほどで雨は小降りになったため、さらに南下することにします。
※迷走台風につられて車も迷走状態…


伊東港（ＡＭ３時前到着）
少しでも台風の影響のない港を探して、たどり着いたのは伊東港。
風は依然強いものの、波は熱海港に比べはるかに弱く、何とか竿は出せそうな雰囲気です。
出発からずっと降り続いていた雨も丁度止みかけてきました。
”よしッ！ここでやろう！”
まずは長い堤防（新井大堤防＆白灯堤防）をのぞいてみたものの、悪天候のためさすがに誰もいません。
※”こんな状態じゃあたりまえか…”でも岸壁には釣り師と思われる車がちゃんと数台待機していた。
時折波しぶきも飛んできており外海側を狙うのはあきらめ、安全重視で港内の桟橋で竿を出すことにします。
ＡＭ３時半頃実釣開始。
※この天候でこんな早い時間から港内の奥に陣取り、釣りをする物好きは我々以外誰もいなかった…
”さてさて何が釣れるかな？”
期待と不安が入り交じる中、早速トリックサビキを投入します。
すぐにきたのは、ムツっ子ちゃん（＋ネンブツダイ）
”おっ！旨いんだなこれが…”


ムツっ子が沢山釣れてくれればラッキーと期待し再び投入したものの、その後はネンブツダイのオンパレード状態となってしまいます。
※アチャ〜！(>_<)
暗いうちはどうも期待できそうになく、朝マズメが来るのを待ちます。


空が薄明るくなってきた頃、突然小ぎみいいアタリで釣れてきたのは、待望のアジちゃん。
ここにアジがいるということがわかっただけでも、何だか元気がでてきます。
しかし残念ながらアジの群れは小さいらしく釣れても単発でした。


明るくなってからの桟橋は五目釣り天国。
ウルメイワシ（これもなかなか旨いッス）を筆頭に、アジ、カワハギ、メバル、メッキ、ボラなどいろいろな魚が釣れます。
※２人で喜びいさんで釣っていたものの、同時にボラの餌付けが着々と進行していたのであった…



ところがＡＭ７時以降は、ボラ天国（ボラ地獄の間違えでした〜（＾＾;　）となってしまいます。
上層には小ボラ、中層には中ボラ、下層には大ボラ（もひとつおまけに底にはハオコゼ）。
どこを釣ってもボラだらけ（堤防に抜き上げできたのは４０ｃｍくらいまで）。
時折せっかくウルメイワシの群れが戻ってきても、すぐボラが掛かり散らしてしまいます。
ボラの入れ食いで仕掛け（ハリスや幹糸がブチ切れ）と体力はどんどん消耗していきます。
※参った〜！(>_<)
こんな状態にもかかわらず、シモヤンさんは時折ウルメを３連チャンで釣ったりアジを釣ったりしています。
（え〜ッ！何でかな〜？）


粘ってみたもののボラ地獄の展開は変わらず、危険を感じるくらいの強風になってきたためＡＭ８時半過ぎ納竿。
台風の影響を受けてしまいましたが、おかず釣り＆ボラの強烈な引き味をイヤというほど堪能？でき、何やかんやで楽しめた釣行でした。

	釣行日時	２０００年８月１３日（日）ＡＭ３時半〜ＡＭ８時半
	釣り場	静岡県・伊東港
	潮回り	大潮　満潮　3:10／17:03　干潮　10:04／22:24
	釣り方	穂先の柔らかい竿（３ｍ）×１本：市販トリックサビキ仕掛け
	コマセ	アミコマセ＋アジパワー
	本日の釣果	アジ（14cm〜16cm）×４，ウルメイワシ（14cm〜16cm）×２２， メッキ×１（14cm），ムツ×１（13cm） リリース（ボラ（20cm〜40cm）多数，ネンブツダイ多数， カワハギ×１，ハオコゼ数匹）

※台風が近づいた際は、無理な釣行は止めましょう（＾＾;