2月3日(土)熱海港
断髪式もできず引退?
アオリイカのリベンジを誓い、春日部パパさん、モンガラさん、えんちゃんと熱海港に釣行してきました。
今回こそ、アオリに限らず何でもいいからイカをいっぱい(1パイでした…)GETすべく気合いを入れて臨みます。
途中、早川付近で大渋滞にハマッテしまい、PM15時前現地到着。
エサ購入の前に、堤防の下見をします。
港内側をのぞくと無数の小魚がいます。
”おおっ、なんかいるゾ!”
”イワシか?”
小魚の大群を目の当たりにした途端、長らく冬眠していた”小物おかず釣り師”の本能がメラメラ燃え上がり、とにかく早く竿を出したい衝動にかられます。
”んじゃ、(早く)エサ買いに行きましょう!”
※(マイペースの)3人をせかす、(チョットせっかちな)ジュンタロウであった…
本日メインのアオリ狙いの活きアジと各自思惑のエサを購入して、堤防に戻ります。
PM15時半頃実釣開始。
暗くなるまで、まだまだ時間があります。
早速、先ほどの小魚の狙うべくトリック仕掛けを1本準備。
群の中に、仕掛けを静かに投入します。
すると間もなく”ククン…クククク…”と竿先が小刻みに曲がります。
”おお〜っ、この懐かしい感触!”
しか〜し、釣れてきたのは、ウルメイワシならぬ、トウゴロウイワシ(ガクッ!)。
※注:「トウゴロウイワシ」は「イワシ」ではありません。
”まっ、イ〜カ”ということで、数匹はイカのエサ用としてキープします。
しばし、ニセイワシの懐かしい手応えを堪能?
夕暮れが近づくと、トウゴロウイワシに変わって、今度は金魚(ネンブツダイ)の入れ食い状態。
※このパターンは、まさにサビキ釣りにおける典型的は敗退の事例です。
夕マズメの奇跡の一発?(せめて手のひらサイズのメジナでも…)を期待するも、結局何もドラマは起きませんでした。
てなわけで、トリック仕掛けに見切りをつけ、本命のアオリ狙いの準備にとりかかります。
辺りはすっかり暗くなり、熱海の美しい夜景が浮かび上がってきます。
満を持して、アオリ狙いの活きアジをセットし、静かに投入します。
”よ〜し!今日こそ何が何でも釣ったる!”
気合いを入れて、ケミライトを付けた浮きに集中します。
と思った途端、
”できましたよ〜!”
”えっ?”
知らぬうちに同行3名はすっかり夕飯の準備万端。
(いつの間に準備してたの?手伝わないでゴメンなさい…)
今回はえんちゃん準備の本格的炭火焼肉です。
”旨い!この肉霜降りだね!”
”輸入もんだけどね〜”
釣り場に来て100万ドル?の夜景を見ながら、炭火焼肉を食べるとは夢にも思いませんでした。
”いや〜ホント旨かった…”
夕食後は、今度こそ真面目?に釣りに集中タイム。
しかし、しばらくたっても誰の竿にもイカのアタリらしいアタリがありません。
この沈滞ムードを何とか打開すべく、活きアジ仕掛け2本を持ち、先端方面に移動します。
PM8時半頃、少々手前外側で何やら釣れた雰囲気。
すでに取り込みは終わっており、タモに入っていたのはナント!アオリイカ。
※”かぁ〜、デカイ!これが本物のアオリかぁ…”
なにぶん釣ったことがないため、どう表現していいのかわりませんが、写真を撮らしてもらうことを忘れるくらいのビックサイズでした。
下降ぎみだったテンションも、これで復活!
再びやる気がでてきます。
しかしアオリが釣れたのは足場の悪い外側。
ちょっと試しにテトラに乗ってみたものの、四つんばいのヘッピリ腰状態になってしまい、”お〜コワ!”
暗闇でのテトラは危険と判断し、港内側で続行します。
PM10時半、えんちゃんの竿にアタリ!
竿は大きく曲がるも、さほど泳ぎ回るわけでもなく、だだ重いといった感じ。
”アオリか?”
”タモ〜!”
慎重に巻きあげ、いよいよ取り込み体制に。
海中に一瞬浮かび上がる烏賊影?
一瞬確かにアオリにみえた影は、第2段階で大ダコの足に化け、最後はウツボの完全体と化しました。
春日部パパさん、タモですくって無事回収。
”でけぇ!”
”さすがアナゴが得意なだけあるねぇ。”
※えんちゃん、本日1番の大物賞?GETオメデトウございま〜す。
”あ〜ぁ、今日はこれでもう終わりだな…”
そろそろ少しづつ帰り支度でもと、夕マズメから放置したままのトリックサビキのタックルなどの後かたづけ。
しかしこのことが唯一のチャンスを逃すことに…
15分程して先端手前に戻ってみると、1本の泳がせ仕掛けの竿が大きく横向きになっています。
いやな予感…。
不幸にも予感は的中してしまい、エサを食い逃げされます。
”ちょっと目を離したスキに何かきてたよ!”
”あぁ…この三角状の跡は、たぶんイカですよ…”
※(タ〜イム)ショック!!(タイムゥ〜)
”あ〜ぁ…なんで…こんな時に限って…”
悔やんでも悔やみきれない。
せっかく授かったチャンスを自ら放棄した自分に腹が立ちます。
それでも何とか1パイを!と期待し、ひたすら待ち続けたものの、時すでに遅し。
他の釣師もいつの間にかほとんど引きあげています。
月も隠れてしまい、静まりかえった堤防に、淋しげに灯る備長炭の炎。
えんちゃん、モンガラさんもすでに納竿しています。
AM1時過ぎついにギブアップ。
結局今回もイカは姿見ずとなってしまいました。
♪イ〜カないで〜イカないで〜おねが〜いナント〜カ〜♪イカないで〜!!
※○○屋のイカの塩辛のコマーシャル(昔)より…
釣行日時
2001年2月3日(土)PM15時30分〜AM1時過ぎ
釣り場
静岡県・熱海港
潮回り
若潮 満潮 11:08/− 干潮 5:02/19:10
釣り方
磯竿(5.4m),投竿(4m):市販アオリイカ仕掛け,
穂先の柔らかい竿(5.4m):市販トリック仕掛け
エサ
活きアジ,アミブロック
本日の釣果
リリース(トウゴロウイワシ×?,ネンブツダイ×?)